キャリコンのひとりごと〜私がいる意味
今は大学院生ですが、
今春まで、キャリコンとして若年者の就活のお手伝いをしていました。
【2019.7】
「明日面接なんです。面接練習お願いします。」と来窓の女性。
数学が得意で高学歴だけど、周囲から理解されにくく生きづらい面がある。
契約社員として今やっている仕事と同系統で正社員の仕事を希望している。
面接練習で、一通りの質問と応答をした後に伝えたことは、
「話すことは、それほど問題無いと思います。なにより、あなたは今の仕事が楽しいと思っているんですね。
なので、今の仕事について情報漏洩にならない言葉を選んでやりがいを伝えればよいと思います。
ただ、問題は身だしなみです。今の状態では、どんなに良いことを言ったとしても、相手はあなたの見た目が気になってしまって、話が入ってこないと思います。
髪は櫛で解かしてからしばれますか?
前髪が顔に落ちてこないように。
それと眼鏡ですが、眼鏡屋さんに調整行ける?話している最中にずるずる下がってくるのは緩んでいるからです。
それを作った眼鏡屋さんに行けなければ、駅の中にある○○メガネに今の帰りに行って「ここで作ったのでは無いのですが、調整をお願いできませんか?」と頼んでみてください。多分やってくれます。
それと、今はメイクしてますか?コールセンターの仕事で相手に見えないからといっても、会社の人からは見えますね。
身だしなみは、仕事に対しての真剣さと比例していると見られます。」
本人が言うには、不器用で髪もメイクも上手にできないということ。
「では、明日、面接に行く前にここに寄れますか?身だしなみチェックしてから行きましょう。」
と伝えると、喜んでからホッとした表情になった。
私の仕事が駅前であることは、こんな意味もある。
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