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他人の話を聴いているふりして私がやっていたこと

私は人の話を聴くのが得意だと思っていた。

自分のことをペラペラ話すのはそんなに好きじゃないし、
どちらかといえば、聴く方が楽なので
実際、誰かと会話をすると9割は相手が話している時もある。

ただ、ものすごく疲れてしまう自分もいる。

ある時、考えてみた。
なぜこんなに疲れるのだろう?
調べてみるとあるサイトにこんなことが書いてあった。

有益なアドバイスをしてあげたいという思いやりの気持ちが、自分自身を疲弊させてしまう

https://cocology.info/tired-from-listenig/v

物事を先回りして考えるのが得意な人は、人の話を聞くときにも先回りして考えすぎてしまって疲労してしまう

https://cocology.info/tired-from-listenig/

たしかにこれはあてはまる。


でももっと根底にあるものに気づいてしまった。

私は「いい人」に思われたかったのだ。

相槌、表情、リアクションを多少オーバーにし、適度な質問をして、相手が気持ちよく話せるようにして、
「あなたに話を聴いてもらってよかったわ」
の言葉が欲しくて欲しくて仕方がない自分がいたのだ。

しかも、ほとんど相手の話の内容なんて頭に入ってなかった。
ていうか、
全然、聴いてなかったぞ!
あの人の話もあの人の話も全然覚えてないぞ!



なるほどね。
そっかそっか。
良い人に見られたい。
思われたい。
そんなことばっかり考えてたらそりゃ疲れるよね。

次からはそんなこと考えずに
目の前にいる人との時間を楽しんでみよう。
別にいい人って思われなくてもいいじゃん。
好きな表情をして、
言いたいこと言って、
あなたと時間を共有できてよかった。
って私が思えばいいだけなんだ。

また一つ自分に気づくことができた。



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