他人の話を聴いているふりして私がやっていたこと
私は人の話を聴くのが得意だと思っていた。
自分のことをペラペラ話すのはそんなに好きじゃないし、
どちらかといえば、聴く方が楽なので
実際、誰かと会話をすると9割は相手が話している時もある。
ただ、ものすごく疲れてしまう自分もいる。
ある時、考えてみた。
なぜこんなに疲れるのだろう?
調べてみるとあるサイトにこんなことが書いてあった。
たしかにこれはあてはまる。
でももっと根底にあるものに気づいてしまった。
私は「いい人」に思われたかったのだ。
相槌、表情、リアクションを多少オーバーにし、適度な質問をして、相手が気持ちよく話せるようにして、
「あなたに話を聴いてもらってよかったわ」
の言葉が欲しくて欲しくて仕方がない自分がいたのだ。
しかも、ほとんど相手の話の内容なんて頭に入ってなかった。
ていうか、
全然、聴いてなかったぞ!
あの人の話もあの人の話も全然覚えてないぞ!
・
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・
なるほどね。
そっかそっか。
良い人に見られたい。
思われたい。
そんなことばっかり考えてたらそりゃ疲れるよね。
次からはそんなこと考えずに
目の前にいる人との時間を楽しんでみよう。
別にいい人って思われなくてもいいじゃん。
好きな表情をして、
言いたいこと言って、
あなたと時間を共有できてよかった。
って私が思えばいいだけなんだ。
また一つ自分に気づくことができた。