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【大学受験】面接・プレゼン・集団討論に備えよう! 集団討論編 その1

 皆さん、こんにちは。えむ@非常勤講師&大学受験アドバイザーです。

 前回まで、大学受験の特別選抜(総合型選抜・学校推薦型選抜)の二次選考で課される面接、プレゼンについてまとめてきましたが、今回のテーマは集団討論です。


■集団討論の実施の有無

 集団討論は、面接やプレゼンに比べると比較的実施されることが少ないと言えます。また、2020年以降、コロナ禍の影響でほとんど実施されない期間がありました。

 しかし、コロナ禍が一段落したいま、再び実施を検討している大学・学部もあります。また、対面ではなくオンラインでの実施なども考えられますので、簡単にまとめておきたいと思います。

■集団討論では何が評価されるのか

 二次選考に集団討論が課される意味をまず考えてみましょう。ある一つのテーマについて、みんなで話し合っている様子を見て、各受験生が大学・学部にふさわしい人間かどうかを評価するのです。さて、試験官はどこを見るのでしょうか。

 それはズバリ、受験生の表現力、リーダーシップ、主体性、協調性、コミュニケーション能力、そして段取り力(課題遂行能力)です。

 当然ながら、集団討論は一人で行うものではありません。①周囲の人々と意思疎通を図りながら②出されたテーマに対して皆が納得するより良い結論を、③所定時間内に導いていくものです。

 この上記の①〜③を達成するために必要な能力は、単に深く考える力を持っているだけでは足りません。

 考えたことを具体的表現できるのか、リーダーシップをとれるのか、討論の軸をしっかり理解して、良い結論を導こうと主体的に取り組めるのか、結論に至るための協調性はあるのかどうか、そして時間内にサクサク議論を進められる課題遂行能力があるのかどうか…。

 つまり、集団の中での人間性、能力の高さ、そして集団として最良の結論が出せるのか、そのことにどのように貢献できるのか等などに注目しているのが集団討論だと言えます。

 今回はこのくらいにして、次回は実際の集団討論の形式、注意点などをまとめていきます☆

 

 

 

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