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【大学受験】面接・プレゼン・集団討論に備えよう! 面接編 その2

 皆さん、こんにちは。えむ@非常勤講師&大学受験アドバイザーです。

 前回は二次選考で実施される「面接」について、その形式や流れを簡単にまとめました。

 今回はいよいよ面接の中身について述べていきます。


■面接で質問されること

 面接で質問されることは大きく分けて2つあります。一つは、志望理由や大学・学部で学びたいことなどの、あらかじめ提出している書類(志望理由書、自己推薦書等)の確認といった非常に基本的な内容の質問です。

 もう一つは、提出書類から派生した、面接官が受験生にもう少し詳しく聞いてみたいと考える事柄に関する、ややイレギュラーな質問です。

■基本的質問への対策

 まず、前者の基本的な質問に関しては、事前に自分が作成した志望理由書、自己推薦書、課題エッセイについて何をどこから聞かれても明確に答えられるように、しっかり読み込み、問答を想定しておくことが重要です。

 提出書類は提出前に必ずコピーをとっておき、手元において面接の前まで常に眺めておきましょう。それぞれの内容を口頭で簡潔に述べられるよう(だいたい1〜2分くらい)、何度も練習しておくとよいです。

 その際、聞き手にとって聞き取りやすい発声ができているかどうか、スピードは早すぎたり遅すぎたりしていないか、家族や友人などに確認してもらうことをオススメします。

 また、ここで注意したいのは、提出書類の文章の丸暗記、つまり単なる暗唱にならないようにすることです。言葉を少し間違えたり、詰まったりしても大丈夫。目の前の面接官に、いまの思いを伝えたいのだ!という熱意を大切にしましょう。

■イレギュラーな質問への対策

 後者のイレギュラーな質問については、どんな質問が飛んでくるのかはっきり言って分かりません。

 しかし、提出した書類をもとに、もっと深く受験生を知りたいという趣旨でなされる質問ですので、やはりここでもしっかりと練り上げられた書類を作ることができていたら恐れるに足りず!です。逆に何でも聞いてください〜!というくらいの気持ちで臨むといいですよ。

■面接での注意点

 面接はもちろん皆緊張するものです。しかし、緊張しすぎて頭が真っ白になり、まったく言葉か出てこないというのももったいないことです。

 ですので、以下に述べる「最低限守るべきマナー」を守っていれば、あとは面接官との会話を楽しもう!くらいの感覚で臨めば大丈夫です☆

 以下に、一般的なマナーに基づいた注意点を挙げておきます。

 ・服装に乱れはないか
 ・全体的な清潔感はあるか
 ・言葉遣い(特に敬語)は適切か
 ・発言は聞き取りやすい大きさ、スピードか
 ・姿勢は良いか
 ・目線はキョロキョロせず、一定か
 ・(面接官が複数名いる場合)質問者に対して目だけでなく身体ごと向けているか
  …等などです。

 面接についてはここまでで、次回はプレゼンテーションについてまとめます。

 
 

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