仕事と妊活の両立をするために
不妊治療の病院に通い始めて約1年、体外受精を初めて半年が経つ。
特に体外受精(顕微授精)に関しては、採卵日や移植日を「次の日の〇時に来てください」と指定され、それが日中だったりして、ある程度の予測はできたとしても、予め予定をblockするのも難しいし、ぎりぎりの状態で両立している。
他の会社だったら、難しかったかもしれないな
不妊治療を始めてから、良く思う。
今の会社は完全フレックスで、在宅勤務だから、時間の自由をつけやすい。不妊治療の際は、前後・朝晩や土日の時間でカバーして仕事をこなしている。不妊治療を理由に退職する人が多いのは容易に納得できる。精神的負担に加えて、スケジュール的に両立が難しい。
以前は仕事最優先で、土日残業構わず働いていた。とにかく仕事大好きで、働いていたかった。その頃の自分がこうなるとは想像もつかなかったけれど、”不妊治療と両立ができる仕事”、これが今職場に求める条件。
仕事面だけで考えれば、以前のようにバリバリ働いて積極的に仕事を増やし、早い昇進を狙っていった方が良いと思う。そこに対する焦りがないと言ったら、噓になる。
年齢的にも、ポテンシャル採用は通用せず、転職するとしても即戦力になるスキルを身に着けておく必要がある。今後のことを考えても、しっかりと仕事をしてスキルを高めていかなければいけないと思う。
ただ、不妊治療を優先することはマイナスなことではなくて、人生で大事なことに気づき、優先順位をつけられるようになったんだと思う。
就職、結婚、転職、妊活、と色んなイベントを経験する中で、徐々に仕事の充実から、人生の充実の視点で物事を考えるようになっていった。
仕事でやってみたいこと、成長したいことはたくさんある。
だけど、
とにかく赤ちゃんに逢いたい。
パパになる主人と一緒に子育てして幸せな家庭を作りたい。
これに勝るものは今は見つからない。
0か100かではなく、どちらもバランスよく、続けていくことが大事なんだと思う。
もちろん、不妊治療せずに自然に妊娠できるのが1番良かったんだけど。
不妊治療をすることで、落ち込んでショックを受けて苦しいことが多いけど、気づくことも多い。肩ひじ張らず、できる限り頑張ろう。
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