【実施レポート】東三河の新米試食会を開いてみた
こんにちは!
スタートアップガレージコーディネーターの馬飼野です!
私は普段飲食店経営、SNS運用代行をしておりまして、
ガレージでは火曜日に相談対応をさせていただいております。
今回、私が経営する飲食店とタイアップしたイベント、
【東三河の新米試食会】を2023年11月6日(月)に開催しました。
今回はその背景と当日の様子を皆様にご報告します!
【なんで開催したの??】
私がコーディネーターを始めてから、たくさんの相談をいただいております。
「食に関してこんなアイデアがあるんだけどどうですか!?」
「実際に事業を始める際に何から手をつけていいかわかりません!」
などいろんな内容があります。
その中で、「この障壁さえ突破できれば。。。」ということがたまにあるんです。例えば、
・食品はできているのに販売許可がない
(→許可を取りたいけど費用が結構かかるから。。。)
・イベントの企画内容は面白いが、開催させてくれる場所がない
今回開催に至ったのがこの「イベント企画は面白いが。。。」
という相談を受けたからです!
「東三河のお米の食べ比べ会を開きたいんです。東三河の自慢のブランド米が一挙に集まって、それぞれの違いを感じれるイベントって面白くないですか!?」
これを聞いて、お米好きの私はすぐに面白そう!!と感じました。
ただ、お米屋さんがこれを開催しようとしても、
無料配布はできるが、有料での提供はできないという障壁がありました。(https://www.pref.aichi.jp/site/gyoute/2040.html)
つまり、ビジネスとして成り立たせることはできないという状況でし。
飲食関係のMVPを作成した際にネックになってくる問題として、営業許可の関係がとっても多いです。
一つの食品の実証実験のために店舗を借りて営業許可をとるのは時間も手間もかかります。
(ただ、最近は営業許可付きのレンタルスペースも増えてきています。)
そこで、【食品営業許可】を持っている飲食店と積極的に連携することにしました。
飲食店の商品として提供し、それに対してお金をいただくというモデルです。(仕入れから仕込み、提供まで当店で行い、企画だけいただいた形。)
今回は私が運営している飲食店(飛騨路)で行ったので、その時の収支を参考までに載せます。
このモデルであれば飲食店としてもメリットがたくさんありました。
【開催飲食店のメリット】
①利益が出る
②認知度の向上
参加者がSNS等で拡散する際に、開催場所を載せてくれるため、広告宣伝効果がある。
③参加者との交流
②と重複する点もあるが、自店舗で開催することで、参加者との交流も図ることができ、新たな顧客創出につながった。
④空き時間の有効活用
営業時間以外にも場所を貸すことで利益を出すことができる。
⑤飲食店のリピーターになる
また、お米屋さんも無料で提供するのではなく、飲食店に販売することで利益を出すことができます。
当日はお米の物販もすることで、実際に食べて美味しかったお米を買っていかれる方もいらっしゃいました。
参加者の方からも、参加してよかったというお声をたくさんいただきました。
今回のように、一つの障壁を崩せるだけで、形になることもあります!
是非とも、やってみたい!!と思うことがあれば、
気軽にスタートアップガレージに寄ってください!
人に話すだけでもアイデアはブラッシュアップされます!
そして一緒にいろんなことにチャレンジしていきましょう!
1人でやっていると大きな壁になることでも、協力してくれる人が周りにいれば、簡単に乗り越えることができる低い柵に変わることがあります!
それでは皆様とお会いできるのを楽しみにしています!
ちなみに
東三河地域で実証実験をお考えのスタートアップの方については
東三河スタートアップ推進協議会にご相談いただく方法もあります。
連絡先は推進協HPをご参照ください。
https://www.eastmikawa-startup.jp/
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