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ライオンズアカデミーのオープンレッスンに参加してきた

今年から、ライオンズアカデミーでは大人向けのレッスンも行っています。

ライオンズファンで野球観戦は頻繁にする僕ですが、プレーした経験はほぼゼロ。

友達とバッティングセンターに行ったり、子どもとキャッチボールしたぐらいの経験しかありません。でも、ホームページに書かれているコーチ陣の顔ぶれを見て、その豪華さにひかれました。

石井丈裕、星野智樹、吉見太一、原拓也、宮田和希、高橋朋己、水口大地、金子一輝…。

ほぼ全員、現役時代を見ている人たちばかり。石井丈裕といえば、日本シリーズMVPだし、原拓也といえばオリックス時代にCSで打った同点タイムリー、高橋朋己といえば数々のセーブシーンが目に浮かぶし、水口はソフトバンクとの試合で片足浮かしながらヒット打ってたし、金子一輝といえばソフトバンクの森から打ったホームランが頭をよぎる。

そんな人たちのプレーを間近で見られて、野球も上手くなれて6,000円なら高くない。何より、普段選手が使ってる施設に入れるだけでも楽しそうじゃないか。

そんなわけで6月5日、レッスンに参加してきました。

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さすがに一人では勢いがつかなかったので、友達と一緒に参加。試合のない日の西武球場前駅は、本当に閑散としています。西所沢からガラガラになった電車内で、明らかに「学生時代、部活やってらっしゃいましたね」みたいな人を見かけてビビりながらも現地入りします。

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グローブは子どもとのキャッチボール用に買った2000円程度のものを持参。バットは数に限りがあるものの、貸してもらえます。なかには、「これ、菊池雄星のバットだよ」なんてコーチ陣が言うものも。

レッスン時間は100分ほどで、この日のメニュー内容は以下のような感じ。

・ウォーミングアップ

・キャッチボール

・ノック

・ティーバッティング

・実践打撃

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この日のコーチは、吉見さん、原さん、水口さん、宮田さん。彼らがメニューの合間に気さくに質問に答えてくれます。参加者も、明らかに野球経験者のガチ勢みたいな方から女性まで幅広い感じでした。

自分は基本素人なので、「送球の距離を伸ばすには?」とか「バッティングのタイミングの取り方は?」というメチャクチャ基本的な質問をしたのですが、どれもわかりやすく答えてくれました。

何より、コーチの皆さんが時折見せる技術が半端ないし、一緒にプレーできるのが楽しい。ショートでノックを受けて、セカンドに投げるとそこには昨年まで現役だった水口さんがいたりする。まるで自分が源田になったような気分が味わえるわけです。

また、実際にプレーしたことで「ショートの深い位置」「逆シングルで処理」といった普段実況で耳にしていた単語をより深く理解できたような気がします。バカみたいな感想ですが、プロの技術や身体能力は半端ないんだなと。ショートからファーストへの送球とか遠すぎてまともに投げられる気がしません。

そして、最後は実戦形式のバッティング。左の中継ぎとして1軍経験もある宮田コーチのスライダーに挑戦できます。自分は自信がなかったので原コーチに投げてもらい山なりのボールをひっかけて内野ゴロでした。

ただ、経験者の皆さんは果敢に宮田コーチに挑戦。なかにはいい当たりを放って、宮田コーチに膝をつかせた人もいました。それにしても元プロの球は間近で見るとすごかった。ボールの回転する「シューッ」という音が聞こえてきます。

僕は高校までサッカーをやっており、野球のプレーとは無縁だったわけですが、ライオンズという球団のファンであることを通じて、「野球をプレーする面白さ」に触れられたのは、とても貴重な体験でした。

いい汗かいて、プロの技術を間近で見て、何なら次回の草野球で活躍できちゃうかもしれない(僕はそんな機会ないですが)。これで6000円ならメチャクチャ安いと思いました。

ライオンズファンならぜひ一度体験してみることをおすすめします。

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