シャニアニ感想 〜シャニマス世界の描写〜
おはんばんにちは。
シャニ5.5で気付けば担当が1人増えたオズです。
おかしいですねこれ以上増やしたらお財布的にまずいとわかっていたんですが。
平行線の美学が良すぎて、気づけば手元に羽那のペンライトがありました。
怪奇現象ですね。
放クラペンライトあるある〜
放クラでてる間結局UOしか使ってなくて電池の減りが明らかに遅い〜〜〜〜
さて、今回はシャニアニの感想。
今年あった5th Day2でシャニアニの発表があった日。
僕はアリーナ前から2列目。
花道から少し右側にいました。
そう、担当のあさひの目の前あたりです。
本当に最前線でその吉報を受け取ることが出来ました。
僕個人としてシャニマスは本当に大切なコンテンツです。
人生での優先度は上から5番以内に入ります。
それほど大切な理由は細かすぎるキャラクターごとの心理描写や成長を描いたコミュが大きいです。
全員のコミュを読んでいます。
結果得られる、シャニマスという世界への理解。
これが好きなんですね。
昔から裏設定だったり伏線なんてものが好きな僕には刺さりまくりました。
そんな感じでコンテンツに接してきたので、新しいベクトルでまたそれらを描くアニメの発表のときは嬉しすぎて泣きました。
更に彼女たちのことを知れるのか、と。
あの形の涙はμ's以来でした。
後日あさひが登場しないことに激しく落ち込みましたがそれはまた別。
あさひの担当Pである前に、シャニマスという作品のオタクなので心待ちに公開日を待ちました。
てことで公開日。
金曜なので大人しく仕事(副業)を終え、通勤途中にある映画館へ突入。
舞台挨拶を見てからの視聴でした。
担当の甘奈役ほのけを見てスーツ着てるのにキャーキヤー言ってました。
ではここから本編について。
ネタバレなので自衛してね。
念のために僕の担当たちの一番好きな一枚を貼ります。
…大丈夫?
語るよ????
怒んないでね????
1話
変わり映えのしない日常に一抹の不安を覚えた真乃。
しかし歌が好き。
その一点だけは自分の中に「芯」としてあった。
そんな歌を楽しんでいるところをPに声をかけられて一度は断るものの、数日考え直して結果アイドルになることを了承。
ん???
は??????
ゑ????????
すまん、背景って概念知ってる?
ここで描かれていない背景は4つ。
①どうして真乃が日々に不安を覚えているのか
②どうしてアイドルになればそれが解消されると考えたのか
③数日で真乃の中でどのようにアイドルに対しての価値観が変わったのか
④灯織とめぐる2人でのデビューに対して消極的だったPが真乃に何を期待して声をかけたか
①②に至っては七草家を中心にしたシャニマスの根幹(詳しくはルカ、にちか、美琴のコミュ)に隣接する部分。
「アイドルとガラスの靴問題」だ。
(※勝手に今名付けました 要はアイドルはその子の個性を尊重すべきか、売れるために型にはめるべきなのかみたいな話です。)
つまりシャニアニでも大切になる部分だ。
それを略されてはまず物語の軸がわからない。
サトシはポケモンマスターになるためにピカチュウとマサラタウンから冒険に出た。
キリトは現実世界に戻るためにゲームを攻略した。
未来はこれまで色んなことをしても見つけられなかった「輝き」を春香たちから受け取って、それをやりたくてアイドルを目指した。
主人公、それに近い人間の目的がわからなくては物語は成り立たない。
それが許されるのは所謂日常系やギャグだ。
シャニアニは少なくともそうではないはず。
なので正直1話Aパートで疑問符しか頭になかった。
そこから無音での真乃、灯織、めぐるのトレーニングの日々が描かれる。
よくあるよね。
無音で過ぎ去る日々を描くやつね。
いやいやいやいやいやいやいや待て待て待て。
視聴者を置き去りにするな。
結局この描写の後
①めぐる発でお互いを下の名前で呼び合う
②同じミスを繰り返す真乃に灯織が苦言を呈す
の2シーンがあった。
え?関係性築いたんじゃないの?
せめて①やってからの無音描写でよかっただろ。
何の時間だったんよ。
この状態でイルミネ結成されても何の思い入れもできんよ?
せめて②を解消して3人で同じ方向を向いてからのイルミネ結成でよかったのでは?
てことで1話は
①この世界の概要の説明(できてない)
②真乃たちの始まり(しかしてない)
おいこれ大丈夫か?
2話 L'Antica
L'Anticaのセンターは恋鐘だ。
年齢が単純に上だがそれ以上に包容力でバラバラだったL'Anticaをまとめてきた。
自分が味わったような挫折をさせないためにも。
そして自分が目指したアイドル道を共に進むために。
わりとスポ根だなというのが恋鐘コミュの印象。
あれに好印象を持たない男子の方が少数派だろう。おっぱいは関係ない
けど、よ?
ゴリ押しし過ぎである。
そもそも初見の人間からしたら恋鐘がどうして方言なのかもわからないだろう。
一応1話でオーディションにまた落ちたという旨のメールを確認する描写が1瞬あったが、初見がそれをわざわざ見ているとは考えにくい。
そう、1話の真乃の件もそうだが。
シャニアニの最大の課題。
それは説明不足である。
ただただ訳がわからない。
視聴者、特に初見を置き去りにする。
なんのために人数を絞って描くことにしたんだ。
この事はまた後述。
MVの流れもそうだ。
この後ALSTROEMERIAは花に関する催し物、放クラはショッピングモールでのイベント。
一方L'Anticaは朝のワイドショーにて少しとはいえ取り上げられるレベルのMV作成。
明らかに売れている度合いが違う。
実際、各種コミュでL'Anticaは283内で最も売れているユニット設定がある。
いやそれ言えや。
説明せえや。
初見からしたら(差別エグくね?)ってなる可能性も否定できないよ?
監督おじさんのキャラ付けはもういい。
ツッコむ気すら失せた。
映画館の大音量のバベルシティ•グレイスはめちゃくちゃ良かった。
なんなら(勘違いだったらクソ恥ずかしい)新しく録りなおした?
摩美々のビブラートとか細かいところが聞いたことない感覚した。
とはいえ、新曲出しても良かったんじゃないでしょうか。。。
もちろんバベグレは紛れもなくL'Anticaの始まりの曲なんだけども。。。
L'Antica回最後に1つ。
僕の担当霧子について。
全く説明なかったので「ケガしててゆっくり話す子」になってましたね。
そこも説明しような?運営?
2幕で描く?
遅いんよーーーーーー
初見さん逃げちゃうでしょーーーーが
3話 ALSTROEMERIA
僕の1担当はあさひです。
散々言ってるのでこれはこのブログ初見の方でも伝わっている(はず)
一方で2担当はというと甘奈と円香です。
次点で霧子、凛世、冬優子、羽那。
あさひと円香が出てこない以上、僕は甘奈Pの顔つきで望んでた訳なので結構大切にしたい1話でした。
…が。
最悪です。
説明不足ここに極まれり。
①千雪の引っ越し
なんでしているのかわからんだろ。
雑貨屋の描写あれごときで伝わるわけない。
往年のシャニオタクとしては引っ越し荷物の中に思うものがありましたが、、、
最後にEDで写真みたいな描写あるじゃないですか。
初見からしたらALSTROEMERIA+凛世樹里恋鐘の意味訳わからんからね。
ここまで書いて思ったけどもしかしてこの作品、ある程度知っている人間向けか?
商売する気があんのか?
②イベントでの姉弟の喧嘩
姉弟の喧嘩を甘奈が諌めて、結果自分達の色に気付くという流れでした。
いやなんで弟は拗ねてんの?
わからんのよ。
そりゃ甘奈もあんな対応しかできんわ。
無理やりオネショタみたいなの捩じ込まれてもその点気になってしょうがない。
そこまで雑な対応をしていた弟くんが突然甘奈の特定の質問に答えるのもわけわからん。
お前さっきまでろくに答えなかったやん。
目の前のお姉ちゃんの可愛さに気付いたか?
そーかそーか。
そうじゃないな???
物語を無理やり進めるためだな?
①はまだしも②は3話の根幹です。
キャラクターたちの感情、思想が動く理由なんですよ。
それの背景描かないのやばくない?
どういった諍いを中和させられたから、そういったユニットになりたいと思ったんだ?
甘奈、教えてくれ
4話 放課後クライマックスガールズ
勢いだけで進められて放クラ回。
こっちは逆に説明不足らしいものは大してなく。
強いて言えば果穂の年齢でしょうか。
一応ランドセルを背負ってたり、他4人から妹扱いされているので気付かされる瞬間はあったでしょうが、それでも分かりづらい。
あれでは「JK?くらいの年齢でヒーローが好きな女の子」
個人的に気になったのはPの対応。
L'Antica:監督に頭下げる
ALSTROEMERIA:いた?
放クラ:ヒーローショー出演
ALSTROEMERIA回だけ何もしてない。
アイドルと一緒に歩んでいく姿勢を示したいならALSTROEMERIA回も何らかの描写は欲しかった。
他はわりと満足かな。
聖地を非常にわかりやすく作ってたり。
アイドルたちが自分で頑張って自分たちの色を出したり。
それまでの伏線(というには薄いか)を回収して商店街の方が来てくれたり。
全体を通して
説明不足というのはもうここまで語った通りだ。
これが続くようなら2幕視聴後ムビチケを人にあげてしまうかもしれない。
はっきり言って憤りすら感じてる。
そこを描くところがここまでシャニマスを好きなったから、描かないならそれはもう僕にとってシャニマスではない。
283の女の子たちが本人役で出演してるクソ脚本ドラマだ。
あの繊細な描写でアイドルたちを1人の女の子として僕らに見せてくれるシャニマスはどこ行った?
あと3つ不満を書かせてほしい。
BGM
最初の方に僕は舞台挨拶を見てから試聴したと書いた。
その舞台挨拶で「BGMに力を入れた、1曲1曲違う」という旨のお話がシャニアニ担当P(本当のやつ)からあった。
僕は音楽は大好きだ。
アイマス以外にもロックもクラシックもEDMも聞くし作るし演奏するし踊る。
音楽の知識は人よりあると自負している。
そんな僕だから先の発言には非常に心躍った。
蓋を開けたらどうだ。
全てピアノにこだわった結果、感情の抑揚が描けていない。
どれも静かに進んでしまう。
キャラクターに連動して視聴者も大きく感情が跳ねることがない。
特に2〜4話でそれぞれのユニットが自分たちの色、方向性を見つけた瞬間だ。
つまりこれからのキャラクターたちの行動原理が変わり、メタ的に言うと12話かけて描くユニットの方針が決まった瞬間だ。
非常に大切なシーンである。
なのにBGMは大きく変わらない。
種類を増やす、ピアノにこだわりすぎた結果と言わざるを得ない。
こだわるポイントそこじゃないだろ。
曲そのものは本当にいい。
だからこそもったいない。
例えば放クラが商店街でやらかすシーンが2つあった。
あそこはそれこそテレビのバラエティで流れるようなものでいい。
それがないので聴覚で物語のメリハリがつかない。
音が大きい映画館なら尚更だ。
キャラの中途半端な描写
改めて整理しよう。
1話:イルミネ結成、世界の解説
2話:L'Antica
3話:ALSTROEMERIA
4話:放課後クライマックスガールズ
1話はわかる。
2話以降突然キャラクターが出てきても誰?で物語に没頭しづらい。
だがそれ以降突然中途半端に少しずつ出す必要性はあったのか。
これを伏線と言い張るなら僕はシャニアニにはもう関われない。
それよりも結果としてテンポが悪くなっているからだ。
例えが多くて申し訳ないがアニポケで説明しよう。
(僕がアニポケ大好きなのと大体みんな見たことあるからちょうどいいかなって)
サトシの旅の目的はポケモンマスターになる事。
実はこれの達成条件は終始描かれていない。
だが基本的に①図鑑の完成②ポケモンリーグでの優勝が前提に各シリーズ作られた。
だがこの2つに関係ない物語が多くを占める。
新ポケモンのトレーナーor野生の新ポケモンの仲良くなったら、ロケット団が現れ〜というやつだ。
一応図鑑の完成には近づいているが、これを1話かけてやることは100話単位で余裕がある作品だからできる芸当だ。
テンポが悪くなってもそもそも全ストーリーで見たら些細なもの。
たった12話しかないシャニアニでやることではない。
書きながらちょい出しをした理由として1つ思いついたのは通常放送時の視聴者の引き留めだろうか。
(聞いたことあるしシャニマス見てみるか)
→(お、この子(凛世としよう)かわいいな)
→2話まで見て(出てこないじゃんもういいや)
なんてことがあっても不思議ではない。
僕らは連続で見てるが1話から4話までは21日も空くのだ。
それ以外は大きなテンポロスになっているのでやめて欲しかったのが正直なところだ。
(現状)新曲なし
ツバサグラビティはいい曲だ。
5.5の最後にやって期待に胸を膨らませた。
だがこれしかない。
新規さんからしたら全部新曲とはいえ、既存ファンも大切にしてください。
とはいえなんだかんだ2幕あたりでwing予選と称してそれぞれ新曲やるだろう。
やらなかったらまたブログ書きます。
次回の記事はミリオンact3のレポ予定です。
最上静香担当になった今年1年の集大成として楽しんできます!
シャニ3rd以来の福岡なのでそれも楽しみ