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北欧大学院への挑戦〜申請編3〜

みなさんこんにちは!
Elsaです。
私ごとで大変恐縮ではございますが、無事、秋からの院進が決まりました!
今までの記事を読んで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。皆さまのいいねが本当に大きな力になりました。

本日はこれから院進を目指す方に向けて、私の北欧大学院受験の過程(合否を含めて)を共有したいと思います。
これから大学院進学を目指す方はぜひ参考にしてみてください。

※ 志望理由書については別の記事で取り上げたいと思います。

奨学金

まずは奨学金です。私は国内の奨学金2つに申し込みを行いました。結果2つとも書類審査で落選でしたが、応募を決めた理由や過程を共有します。

海外大学院学位取得者向けの奨学金は他方のブログ(体験記)などでも一覧でまとめられているため、応募が可能な奨学金を探すのも難しくはなく、私でも応募可能なものは複数ありました。その中でこの2つに絞った理由は下記2点です。

  1.  合格の可能性があるものに絞った

  2.  体力切れ、、、

  1. 合格の可能性があるものに絞った
      まず応募要件に満たしていることが重要でした。JASSOは特にGPAと語学スコア要件が他と比べて高いため、倍率は3-5倍といったところでした。他の奨学金は余裕で10倍を超える倍率ですし、何より提出書類が多すぎるというので意欲ある人しか応募しないだろうから多少のチャンスはある!と考えていたからです。→ 意欲がある人しか応募しないので、ハイレベルの争いになっているということですね…。 
      また他の奨学金は社会科学分野での合格者が少なかったり、財団での活動経歴が必要そうであったりと自分が選ばれる可能性が低そうだったのも限られた時間で申請数を絞った理由でもあります。→ 手当たり次第応募できるほど社会人には時間がなかったと言い訳させてください。

2.体力切れ、、、
  奨学金申請で最も大変なのは書類作成です。加えて、ほとんどの奨学金が似たような時期(8-10月頃)に提出締め切りを迎えます。私は8月の申請期間ギリギリまで語学スコアの取得に苦戦していたため、応募理由の作成などを進めると、全ての奨学金に申請する体力が残っていませんでした…。
  目指していた語学スコアが取得できたのは8月中旬だったこと+10月に開始する大学院プログラムの申請に向けての準備が最優先事項であったことも奨学金申請を絞った理由です。

落選理由を考える

  JASSOの落選理由を考えてみました。個人的に不足していたのは「学部時代と進学先プログラム分野の一貫性に関する説得力」だと感じています。学部で学んだこと、仕事内容、今後の研究内容が一貫していないと捉えられた場合、日本の研究者を説得することも審査を潜り抜けることも難しかったのではないかなと感じています。
  個人的には自分の目指すものに強い一貫性を持っている自負がありましたので、ここで一貫性がないと判断されても仕方ないと思いつつ本当に学びたい分野のプログラムに応募することに決めていました。現職と進学先の分野を自分の経歴にフィットさせれば奨学金の合格可能性も上がったと思いますが、大学院プログラムの申請ではしっかりと伝わっていたと感じるので後悔はありません!
  学びたいものを優先するか、奨学金を得ることを優先するかは人それぞれだと思いますので、これから進学を目指す方は自分の大切にしたいものを判断基準に反映させて欲しいなと思います。

大学院プログラム

 私が最終的に申請を行ったのは4つの教育学系大学院プログラム(+経済学プログラム)です。国はスェーデンとフィンランドに絞って応募しました。(全てに落ちた場合に英国のプログラムに申請しようと考えていましたが運よく合格をいただけたため申請はしない予定です)

その他、スウェーデンのUppsala大学とStockholm大学の経済学プログラム(学部時代の分野)に申請しました。

スウェーデン🇸🇪

  スウェーデンの大学院はhttps://www.universityadmissions.se/intl/start から複数の大学の複数のプログラムに一括申請を行うことが特徴です。私は計4つのプログラムに申請しました。
  申請するプログラムに順位づけをして上から順に審査が行われます。1つ目に合格すれば、自動的に2つ目以降の申請がキャンセル(delete)される仕組みです。複数に応募したとしてもただ1つの大学プログラムからのみオファーを受けられるのが特徴です。

  結果は3月中旬にメールでアナウンスされました。その後admissions.seにログインをして結果を確認できます。私は第一希望として選択していたプログラムに合格をもらったため他はdeletedされていることが確認できました。ちなみにStockholm大学からもらえる奨学金への申請は、合格をもらってから行うためこの時点ではCONDITIONALLY ADMITTED Tuition fee required と言う表示になっています。奨学金の結果発表は4月末です。

フィンランド🇫🇮

  フィンランドは一括申請の大学と各大学で申請を受け付けているものがあります。このサイトhttps://opintopolku.fi/konfo/en/sivu/how-to-apply-for-bachelors-and-masters からプログラムを探して申請ページに進むことができます。私が応募した大学は全て個別応募でした。
  結果も各大学からメールでアナウンスされる、という形です。

  オウル大学の発表が3月中旬、ヘルシンキ大学は4月中旬でした。どちらもメールで発表があります。この2校はプログラムへ応募するタイミングで奨学金の申請も行なっていたため、プログラムの合否とともに奨学金の合否も分かりました。合格は受けられる奨学金の額(学費に対する%表示)とともに記載があります。

合格後

  合格をいただいた後には、オファーを受ける大学を決めてacceptする必要があります。私は最後の大学まで合格を待って、進学先を決定しました。片方をacceptすると、片方はWeb上で即cancelledされました。
  最終的にはいただける奨学金が大きいプログラムをacceptしました。どのプログラムになっても良いように厳選して申請を行っていましたし、どこでも自分のやりたい研究はできると考えたからです。

  ここからはVISAの申請や家探しなどが始まりますので、引き続き気を抜かず進めていきたいと思います!

ここまで読んでいただきありがとうございます。
それではまたお会いしましょう!



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