ウェブ会議でも妥協しない しゃべり下手な自分を助けてくれたアイテム

なかば強制的にでもテレワークが浸透する昨今ですが、以前から働き方改革の視点から"遠隔会議"という需要は認識されています。そこでウェブ会議をする上での必須アイテムを調べてみたんですがいろいろ出てきます。

●パソコンorタブレット
●快適なインターネット環境
●ウェブカメラ
●スピーカーやイヤホン
 → テレワーク中はついつい会議を入れすぎてずーっとイヤホンをしていると耳が痛くなってしまいますね。
まあこのあたりまではみなさんもご認識があるかな?と思います。
かくいう私もこの緊急事態宣言からいろいろ調べまして本格的にテレワークやウェブ会議に取り組み始めました。

「ウェブ会議だから…」と妥協させない

ウェブ会議の目的には様々な理由があります。
「相手とお話できればOKという場合は現状のままでもいいんじゃない?」と思われると思います。確かにその通りです。
ウェブ会議に切り替わった途端、思わぬ試練が私を襲いました。
私自身の普段の業務はウェブサイトやカタログ制作です。ウェブサイトやカタログといったデザインを作る際に最初からデータを書き始めるのではなく、自分の場合、構想段階のものを手書きメモで書き始めてそこから最終的にデータにしていきます。
その構想段階の手書きメモをすっ飛ばして制作会社さんや社内メンバーにあれこれ伝えようとする私に試練が襲いました。
"伝わらないんです" とにかく相手に伝わらない。
原因は私のしゃべり下手でした。
しゃべるのが下手なので相手にうまく伝わらない。しかもあれこれ説明しようとして会議のテンポも悪くなる。さらに相手の反応も見にくくて余計不安に駆られてします。

そんなときに「まあ、ウェブ会議だからしょうがないよね。」と妥協してしまうのは非常にもったいないと私は思いました。

手元を映す専用品「書画カメラ」という選択肢

「円滑に進めるために何パターンもデザインをかなりの完成度で作る」「事前資料を送る際に疑問点や課題、協議事項をとにかく細かく想定問答まで考えて記載する」などウェブ会議やリアル会議に改善できる事項を取り込みました。そうすると今度はこれまで以上に準備に時間がかかってしまいます。
そんなときに活用を考えたのが書画カメラという選択肢です。
「書画カメラ?何それ??」と思われるかもしれません。
書画カメラは資料や実物などの被写体をカメラで映して、プロジェクターやモニターなどに大きく表示する専用装置です。
図工の作品や手順を教える機会の多い学校の教室でよく導入されています。

「手元フリーで操作できるから手順を示しやすい」「絵とかビジュアルで伝えたいことを紙に書いてそのまま映せるから言葉を探して説明する余計な時間を取られない」こんなことができる書画カメラをウェブ会議で使っちゃおう!という魂胆です。
使ってみたら効果てきめんでした。すぐに書いて示すことができるので、相手にも伝わり、構想段階に必要な意見出しを活発に行うことができるようになりました。
そして通常通りの準備時間に戻ることができるようになりました。

プレゼンテーション1_01

巷の高シェアアイテムZoomを活用

便利なのがZoomというウェブ会議ツールです。
Zoomにはセカンドカメラ機能があるので手元をまるごと全画面共有できるんです。

スマホで映す、という方法ももちろんありますがスマホはマルチすぎるその性能のせいでアプリを使っているときでもいろいろ通知が入ってくるのがちょっと煩わしい。。

書画カメラのつなぎ方はUSBケーブルでパソコンをつなぐだけ。(機種によっては書画カメラの電源接続も必要)

書画カメラの強いところとして、元々ウェブ会議想定ではないので、HDMIやRGB出力端子を搭載しています。つまりウェブ会議以外の普段の会議でも、プロジェクターやモニターに直接つないで使えます。

プレゼンテーション1_03

続出する「あれ・これ・そこ・ここ」

先日は時代に則りまして「手作りマスクケースの作り方」というのをオンラインセミナー風にやってみたんですが、教えるときに指示語が多いので書画カメラが大活躍しました。
相手に教えるときって「あれこれ」と指示語が多いことに気づきました。
「ここを折って…」と言ったところで聞き手は「ここってどこ?」となってしまうし、説明のたびにいちいちカメラの前にもってくるのも面倒だし、とそんなときに役に立ったのが書画カメラでした。

プレゼンテーション1_05

「あれ・これ・そこ・ここ」だけでもしっかりわかる

言葉だけで伝えようとしても伝わりませんが、映像で見せることでバッチリ伝わります。

他にも遠隔地の工場との打ち合わせでも「いちいち基板や部品の写真を撮影して…」「他のものも必要になってまた追加で撮影して…」と機器を駆使して準備にばたばたしている。。。そんなときにも置くだけですぐに活躍します。

プレゼンテーション1_02

「ちょっと気になっちゃった」という方はぜひこちらからお問い合わせください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?