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朝渋DOJO|note部

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朝渋DOJOのnote部内で作った、(非公式)マガジンです。
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#わたしの本棚

「流行りもの」は、多くの人との共通言語

今朝ご紹介するのは、いしかわゆきさん『聞く習慣 〜自分と人生が変わるいちばん大切な会話力』です📖 いしかわさんの『書く習慣』をきっかけに、改めて「書くこと」が自分の中で大切なルーティンになった昨年。 今回のテーマは「聞く」ということで、楽しく読ませていただきました! 初対面の人でも「共通点」がつくりやすい世間で話題になっているものについて「面白いものには必ず理由がある」と考え、毛嫌いせずにさまざまなコンテンツに触れるようにしているという、いしかわさん。 そこで、自分の

他者の靴を履く

今朝ご紹介する本は、ブレイディ みかこさんの『他者の靴を履く』📖 本書は『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』で紹介されている、エンパシー(=意見の異なる相手を理解する知的能力)に特化した続編💡 ブレディさんの息子さんが、エンパシーを「誰かの靴を履く」と表現したことがきっかけでした。 今朝は、特に印象に残った言葉たちを中心に、ご紹介していきます! 言葉が思い込みを溶かして、変える新型コロナウイルスの感染が始まったばかりの頃。 「発生源は中国なのではないか」と

【6月の本棚】現実逃避と前を向くきっかけ

おはようございます🌞 6月最終日。2023年も、いよいよ折り返し! 今朝は、6月に読んだ本とともに、1か月を振り返ります📖 【6月】わたしの本棚6月に読んだ本棚はコチラです! 現実逃避するために、よく小説の世界に逃げ込んでいた6月。 最初は現実逃避のために手に取る物語たちだけど、いつも目の前の現実を見るために、現実に引き戻してくれました。 今月も出会ってくれた本たち、みんなありがとう! ①視点という教養まずは、大好きな深井龍之介さんが共著として参加している『視点

52ヘルツのクジラたち

小説を読み終わった後に読む、「解説」が大好きです📖 今日ご紹介する、町田そのこさん『52ヘルツのクジラたち』の解説は、内田剛さんが書かれていました。 大好きな町田そのこさんの世界に浸った後、心に残ったのは、内田剛さんのこの言葉💡 本書は、自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年の物語です。 誰かに傷つけられて、だけど、誰かを理解したいと思い行動し続ける2人。 「他人を理解することこそが、自分自身を知ることにもなる」という内