見出し画像

大型二種 一発試験合格

お久しぶりです。elmmaです。
今日は、大型二種の一発試験に3回で受かった合格体験記を書こうと思います。もちろん、少ない回数で受かるのが偉い訳では決してありません。ただ、試験受けるにはなるべく少ない回数で受かりたいですね。また、費用をなるべく抑えたいですね。今回、かかったお金実際の試験費用7,650円×3=22,950円のみでした。(後は取得時講習27,000円と免許発行費用2,050円がかかります。含めても52,000円です)

大型二種を受けようと決めたきっかけ
けん引一種を取り、次にバスを運転してみたい!と強く思うようになりました。2022年110月には神姫バスの運転体験があるので、それを運転して受験するかどうか決めようとしました。
そして10月10日。緊張の面持ちで発進と後退。うん、普通でした。フィンガーシフトというシフトに慣れるのが大事だなあと感じました。ギアは入るのは確実ですが、きちんとギアが合ってないと、電子的にリジェクトされる方式でした。これは、最後まで慣れる事無く終わりました。(普通にきれいに走れている時は問題ないのですが、イレギュラー対応は出来なかったです)
運転体験なので、2速と3速しか使わなかったです。4速に入れる経験をせず。
左折では、教官の言う通りにハンドルを切っていく。難しくはなかった。
坂道発進では、ハンドブレーキを使わない難しいやりかたをなぜか行う。
クランクは、まだ余裕のあるクランクだったが、1回切り返しをしてしまった。切り返しの練習にもなった。
正味40分くらい走行させていただき、大変勉強になりました。

学科を受験しよう
二種免許の参考書と、兵庫県の二種学科虎の巻を購入。参考書の難易度は標準。虎の巻は2巻とも難しめ。83から85点くらいしか取れない。「まずいなあ…」
試験なんてダメ元。取り敢えず受けたほうが、教習所よりお金は浮く。やってみよう。
結果、10月24日に受けて、94点で合格。半分一夜漬けでよく頑張った。ただ、これはやる気があればだれでも出来る。

問題は実技
牽引一種は5回で合格したので、大型二種もそのくらいかな、という目星を付けた。You Tubeの教習動画を穴の開くほど見た。きっとどこかにヒントはある。あと、いすゞエルガの諸元をチェック。全長10.5メートル。ホイールベースは5.3メートル。運転席から後輪までの距離は6.5メートル。実際のバスをイメージしながら、軽自動車でひたすらイメージトレーニングしました。車体の前部が通過してから、7.7メートルのところでハンドルを切る。縁石の半径が5メートルか10メートルかで、切り方も違う。練習の機会は殆どないのだから、いかに頭で計算できるかが大事。感覚でやったら、教習所なみに10回は平気で超える。3Dドライブシミュレータも使いました。あと、私は大型一種免許を持っていたので、いきなり本試験です。場内の2つの課題をクリアしたらすぐ路上です。

場内1・鋭角の通過
最難関と言われているが、右左折の応用と考えました。やはり、検索して一番目に出てくる動画の走行ラインが一番理想的だと思います。ポイントは、どれだけ奥まで突っ込めるかです。また、どれだけ外側のタイヤをコースギリギリ通すかです。1回目から3回目まで、まとめて記述します。

1回目は脱輪中で20点減点。路上に出れないと思いました。1回の切り返しで行けると錯覚したが、内側がずいぶん入り込んでしまった。すぐさま2回目の切り返しを行い、本当にギリギリでしたが脱出に成功。1回の切り返しじゃだめな事を学ぶ。

2回目は脱輪小で5点減点。まだ外側のタイヤをギリギリ通す感覚が甘かった。もっと確実なやり方はないか模索。

3回目は理想的なツッコミ。バックは反対側に切る(後輪は少し外側にずれる。)次の前進はまっすぐ進みました。(後輪は内側にずれない。)次のバックでまた反対側にちょっとだけ切って、鋭角の底辺とバスを平行にする。(鋭角の出口とのなす角は60度)

場内2・縦列駐車
課題走行の中では、比較的易しめだったと思います。
1回目 問題なし
2回目 少し深く後輪を入れてしまい、左後ろのタイヤが縁石に触れる。5点の減点をくらってしまった。

場内3・方向転換
3回目の時に行いました。難易度は中くらい。ハンドルを切り始める位置がすべて。それは事前にシミュレーションしていたので、ほぼその通りできました。切り返しパターンも考えておいたほうが良かったかもしれない。

路上試験
1回目完走は出来ず。路上に出れただけで感謝。実は、試験を放棄しようと思った。試験官の方の温情で、途中まで走らせてくれた。本当にありがたい。これは時間がかかってもいいから、いつか取らなきゃと思った。
主な指摘事項は、右折時の中央のひし形から離れてしまったこと、車両が左寄りになってしまった事、最後に車内の確認をミラーで行うのを怠ってしまったことです。

2回目完走させてくれた。1回目とほぼ同じコースなので、慣れもあって、歩行者保護、速度維持、中扉の停車、全て上手くいった。これはもしかしたら?と思った。
結果は減点超過。おそらく、何回か安全確認が抜けていたのだと思います。もちろん、完走出来たので満足です。普通車でも、車内確認、振り出し確認を徹底的に練習しました。

3回目はアップダウンの激しいコース。坂道発進は何とか出来た。もちろん車内確認も怠らない。しかし、50キロ道路、上りで「もう少しスピードを出してください」と言われ、ギアの選択を誤り、入らない時間が発生。「しまった!」この段階で、大幅に速度低下。何とか4速に入り、元の調子を取り戻す。(思えば、クラッチを一旦繋いであげれば元通りになったのだと思うが、慣れない車体でそんな事を考えている余裕はなかった)
大幅なミスも無いように見えたが、いまいち運転に自信がない。ブレーキも何となく雑に感じる。歩行者のチェックも一瞬甘いか、と思った瞬間も。
(3回目だし、このくらいかな…。講評を聞いて、次頑張ろう…)
結果は「合格です」
「えええええええええええええ!」
かなりびっくりしてしまいました。50キロ道路で速度が出てなかった項目は、1回目は減点無しだったのです。他の減点項目は聞いていないのですが、少なくとも80点以上はあったという事ですね。

まとめ
一発はやめとけ、という話も聞きますが、決して無理ではありません。今はインターネットで自動車教習所が攻略動画を出しているので、不可能ではないと思います。運もあるかもしれませんが。ただ少なくとも、不合格になったもしても無事故で帰ってくるという責任感をもって試験にのぞみました。

大雑把に感想を書いたものに過ぎないので、何かリクエストがあったら、中扉に合わせた停車のコツなども書きたいと思います。
拙い記事ですが、ご拝読頂き有難うございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?