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【金融教育】子どものお金の教育っていつからがベスト?

お金のコトは大切だけど、子どもにいつからお金の教育をしていけばいいのか悩むところですよね。3歳くらいから?小学生になってから?ぶっちゃけ親の私もお金のことなんかわかってない!と思っている人もいるのではないでしょうか?今回はそのお悩みを解決するためのポイントをお伝えします。


子どもの年齢が大切。


子どもの年齢が大切なのです。

本格的にお金を学ぶとすればいつからが良いのでしょうか?足し算引き算もできない子どもに対して「これ、合わせて何円?」と聞くのは無謀です。適齢期になるまで少し待ちましょう。

FPである私が思う、お金の勉強をする年齢は、小学5年生です。なぜ小学5年生なのですしょう?それは、学校の勉強で「割合」を習うのが小学5年生だからです。みなさん、割合を覚えていますか?○割○分というコトバです。身近なものでいうと、スーパーでの割引ですね。よく閉店間際にスーパーへ行くと「3割引シール」が貼られていたりしますね。むしろその割引目当ての人もいるくらいです。また、同じく「%(パーセント)」すなわち百分率も習います。このパーセントを習えば、銀行の金利のこともお話できますね。

まずはじっくり学校で基本的な計算方法、言葉を習ってからでも遅くないのです。それまでに親が出来ることは、お金の教育よりもしっかりと学校で習った算数や理科などの計算問題、文章問題を理解させていた方が良いかと思われます。

お金の教育って何を教えたらいいの?

お金の教育。本当にピンキリです。

まずは「日本円」を教えましょう


まずはお金、そう一番身近な「日本円」を認識することからはじまります。「これがお金なんだ!」からです。一緒に買い物に連れて行くことも勉強。ATMからお金を引出すコトを知るのも勉強。ほんの些細な日常が子どもにとっては「お金の勉強」になります。小学校に入るまではなるべくお金を使うシーンの場所へ連れて行くことをおすすめします。少しずつお金に対する知識を増やしてあげましょう。

いきなり株式や債券を教えない

突き詰めれば、貯金、株式、債券、住宅ローンに至るまで「お金」に関するコトになります。親も知らないコトがたくさんありますね。このあたりは子どもにはまだ早い段階になりますので、興味のある大人は勉強していた方が良いかもですね。子どもにはまだ早いです。せめて「貯金」から教えてあげましょう。お金が貯まって、欲しかったものが買える喜びは、大人子ども共通です。

昔は駄菓子屋さんがお金を学ぶ機会があった

昔、親世代が子どもの頃は「駄菓子屋さん」がたくさんありました。しかし、今はほとんど見かけません。あっても○○モールの中の駄菓子屋さん。お店のおばちゃんとのたわいない会話などなくなったのもまた事実。その会話から見いだせるお金に対するやり取り。「コレ買ったらアレ買えなくなっちゃうよ」とかそれくらいの日常。お金と社会との繋がりを学ぶ機会のあった駄菓子屋さんは、今や懐かしい思い出となりました。昔を懐かしんでも自分の子どもには伝わりません。親も積極的に動きましょう。

高校で金融教育が導入。


高校で金融教育が導入。

もうご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、2022年4月から高校での金融教育が義務化されました。とても喜ばしいことですね。親世代にもこのような教育があったら良かったですね。金融教育が導入された背景として、成人年齢が18歳に引き下げられたことが理由の1つでもあります。18歳からクレジットカードが作れたり、色んな契約が親の許可なくできてしまうことがあるので要注意です。

まとめ

お金の教育は小学5年生からがおすすめです。もし、塾などで先に勉強しているのであれば、割合、百分率を習ってから教えていっても大丈夫です。

今の子ども達は、親世代よりも消費税が上がったり物価がさらに上がるかもしれないので、親としての不安もあるかと思いますが、高校でも金融教育を学びますので少し安心ですね。

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