眠りたくない→眠れない夜

誰にだって眠りたくない夜がある。
病院のベッドの上だとしても。


わけもなくスマホをいじる。やりたいことなどないのに。

わけもなく文字を紡ぐ。記憶力が悪いことを言い訳に。

わけもなく脳を動かす。一にも二にも休ませるべきなのに…


考えるのはこれからのこと。
住む場所と日中やることを早く決めたい。
親を安心させたい。
今までお世話になりっぱなしの親に、恩返しなんてできないけど、早く「もう手を借りなくても生きていけるよ」と伝えたい。

主治医は「そのための行動に手を借りること」を提案した。それはもっともなんだけど、それは受け入れがたいんだ。
もう、すぐにでも、手を借りたくない。今まで散々世話になってて、今さらかもしれないけど、頼らなくていいのなら頼りたくない。
姉たちは真っ当に自立していった、私だけ甘ったれていられないよ。


──埒が開かない(0時まわったのに寝る気になれない)ので、睡眠薬をもらった──



住んでいる県を離れる理由がないので、実家の近くに住むとして
東海某県だとK市,N市,O市,T市に自立生活センターがあるから、メールを送ってみた。
それが臨床心理士さんが認めてくださった「(引越しを考えるための行動)大きな一歩」である。
大きいから小さいかは個々の解釈にまかせるとして、私は「大きいとも小さいともいえる」と思っている。
「まだ何も決まってない」から「小さな一歩」とも言える。今までの私からしたら画期的という意味で「大きな一歩」ともいえる。
「最初の一歩」を踏み出せなくて、たたらを踏んで、それで怖気づいて、結局なにも行動できずにここまで生きてきた。
生前は行動しようとしていたはずなのに、今の私は何も行動しない。それじゃだめだ。
『行動しないと現状は何も変わらない』と思って、自分で自分を強制して強要して、メールを送った。

卒業後に住む場所を考えたときに、
,実家(O市)に近いところ
・交通の利便性
・1階で玄関が広い部屋(玄関に車椅子を置きたい)
などが条件としてあがります。

そのような条件下で、いいお部屋は見つかりますでしょうか。


伝えたいことは伝えたつもりだ。
お返事をもらえること祈る。

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