橘エリー(肢体不自由者)が思う「エレベーター」「電車」

※以下は肢体不自由者「橘エリー」の意見です。
  正しくはありません。
  受け入れられない部分はあるだろうし、
  「単なる私の勘違い」だってあると思います。

前提として

「エレベーターは私たち(車椅子,ベビーカー等使用者)専用だ、誰も使うな」みたいなことは思わない。
誰だって使う権利がある。
車椅子やベビーカーを使っているから、ヘルプマークやマタニティマークをつけているから、だから「尊重されて当然」とは思わない。

でも私は、尊重したい。私はね。
「尊重され」たい。私はね。


本題に入ろう。

車椅子を使う一人として、私は「エレベーターはどこにでもあってほしい(あるべき)」と思う。
当然のように。
「ように」というか、「当然」に。

お店の前に「2段以上あるor飛び石みたいに石があったりなかったりする」と、行くことができないよね。
その時点で車椅子,ベビーカー等使用者からは重宝してもらえない。
これは「お店として『もったいない』」と思う。
お店の中がどれほどバリアフリーであったり、どれほど内装が整っていたりしていても、中へ行けない場合は知る由もない。
「段差を自分の力だけでは越えられない」私たちがどれだけ努力しても、できないものはできない。

段差を生み出さないことは、まず最初に思い浮かぶ「バリアフリー」対策だと思う。
スロープ/エレベーターはつけてほしい。


(実に都合の良い)お願い

できれば「階段やエスカレーターでも移動できる人たち」には、そちらを使ってもらいたい。
エレベーターは定員があるけど、階段やエスカレーターは定員が(たぶん)なく、待ち時間も必要ない。健康にも良い。
手にしている荷物は重いけど、不安なのはそのくらいだろう?

どうしても乗りたいのであれば、乗るのは自由だけど、
私たち(車椅子,ベビーカー等使用者)が乗りたい(降りたい)とき優先してくれ。
率先して降りてくれ。そして、私たちを乗せてくれ。


私たち(車椅子,ベビーカー等使用者)が不自由なく行動できるために、
協力してほしい。


エレベーターを使わなくたっていいじゃないか。
階段やエスカレーターを使ったっていいじゃないか。
譲ってほしいよ。

強制はできないし、強要もしたくないけど。

譲ってください。お願いします。

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