アベンジャーズ鑑賞日記③ インクレディブル・ハルク

もうだいぶ鑑賞が進んで、ハルクを見たのも数日前なのに記憶が遠くなりつつあるので、忘れないうちに感想書きます。

まだ私がハルクの存在を知らなかったころ、友達から、「ハルク、あの悪役ね!」と聞いていたので、私の中では、てっきりハルクは敵役なんだと思っていました。思い込みってこわいこわい。確かに悪役だけど、事情によって悪役になっちゃったパターンだったんだね。中の人は悪くなかった。笑

ハルクってなぜか人気がそこまで高くないみたいだし、正直、このシリーズを最短で制覇するために必要なのか迷ったのですが…

でも、せっかくなので、アベンジャーズシリーズは全制覇したくて、ハルクもちゃんと見ましたよ!

アクション自体が割と派手めというか、なんせハルクの破壊力が強いので、見ていて爽快感はあるかな。

あと、中南米の街並みがたくさん出てくるから、そんなのもサブ的に楽しめる要素でもあった。

なんか、その街並みのなかで、セブンイレブンがものすっごい存在感を放っていたのが、死ぬほど気になった。なぜセブンイレブンこんなに推す?

このシリーズ、全体的に、特定の企業のロゴとかそういうのがものすごくフィーチャーされる瞬間があるのが気になるけど、大人の事情かな?あ、この話は、ガーディアンズオブギャラクシーの記事でいずれ詳しく書きます。

正直、ハルク一本で感想記事書くのちょっと難しいけど、他と違って、バナーとハルクは人格が違うから、そこらへんのバナーの葛藤とかが一番痛々しく伝わってくるのがこの作品だと思う。

ベタだけど、ハルク化して別人格を生きるなか、ベティの存在を認識したり、そういう、ハルクのハルクらしからぬ一面が見えるのが私的にはすごい好きだった。

あとはまあ、ハルクはわかりやすく、「怒り」という要素によって人格も姿も変わってしまうけど、これはものすごくデフォルメされているだけで、私たちも少なからず感情で人が変わってしまうことってあるよね、と思ったかな。

実在する殺人鬼とか、多重人格者とかも、少なからず異なる人格を持っていて、彼らの多くは生まれつきそうだったというよりは、ある経験や強い感情をトリガーとして人格を変えてしまうもので、そういう意味では、ハルクの身に起こったことって、誰しも抱えうることなのかもしれない。要は、人の感情というものがそれだけ大きな力を持ちうるというか。感情ひとつで人はどうにでも動けてしまうものだとも思うから、ただ「ハルク狂暴で怖いね~~~」とか言ってる人の中にも、ハルクと同じ、「感情」という武器があることを忘れないでほしいと思う。

感情は本当に、諸刃の剣だと思う。人の言葉や行動によって、最も揺さぶられるものというか。結局、何をするにも「感情」というトリガーを避けては通れない。

「感情」をテーマにした話は、別のブログでもたくさん書いてきたし、いろいろ思うことがあるけど、本題から逸れるので、ハルクの感想文はひとまずここで区切りをつけます。

(アベンジャーズ鑑賞日記④ マイティ・ソーへ続く)

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