アベンジャーズ鑑賞日記④ マイティ・ソー

アベンジャーズシリーズの中で、私はソーが一番好きかもしれない…!これを見たとき直感的にそう思いました。昔から世界史大好きだし、こういう、神話とかの世界観も大好きだし、オーディンとか、グラブルのキャラで最強なやつじゃんwwwみたいな。アイアンマンみたいな、メカメカしい世界観よりも、私はこういう、文系人間にやさしい世界観の方が好きみたいです。

盛らずにたぶん、フェーズ1ではいちばん好きだったと思う。

アイアンマンの感想で、「なんでヒーローってこうも人をたくさん殺すのかね?」みたいなことを書いたのだが、まさにそれと同じようなことをオーディンが言ってて、アベンジャーズシリーズはヒーロー像が一辺倒じゃなくて好きだな、と思いました。「なんでもかんでも戦えばいいってもんじゃない」というオーディンの発言は、神という超越した存在にふさわしい、威厳ある一言だったと思います。「戦うか否か」系の問いは、このあとアベンジャーズシリーズを通して、(特にキャプテンアメリカ シビルウォーとか)比較的避けられない問いとなります。

なんといっても、神の子でありながら、実に人間らしい葛藤や悩みにさいなまれるところもまた、ソーのいいところ。ロキはそんなソーに対して、何がお前をそんなに弱くしたんだ、的な発言をするところあるけど、実はロキも、母親を慕ってるあたり、人間らしいとこもってるよね。冷徹に見えたロキは、このあとダークワールドで感動の行動に出ます。個人的にロキは最後まで応援したいキャラです。

この作品でロキをどう評するかって、ものすごい難しいところだとおもう。心が温かくてまっすぐなソーと比べて、策士で腹黒でちょっと冷徹な感じもあるロキ。だからこそ、たまに見せるロキの人間味は、一層の魅力があると思うんですよね。恨み切れないヤツというか。

この記事を書いてるいま、バトルロイヤルを絶賛鑑賞中なので、ロキの今後については全てが終わった後にまとめて語ろうと思います。

(アベンジャーズ鑑賞日記⑤ キャプテンアメリカ/ザ・ファーストアベンジャーにつづく)




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