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何かになりきってみる。


この間、友人の子供を見ていて感じたこと。
その子は恐竜が大好きで、恐竜のマネをして歩いたり、吠えたりして
小さい恐竜になりきっていた。


子供は、なりたいモノに変身するのが、はやいな、と。
周りがどう思おうが小さい恐竜だろうが、大きい恐竜だろうが関係ない。
彼の中で今が強ければ、それでよし!って感じで可愛かった。


大人になると、なりたいモノに変身するのが、だいぶ遅くなる。


これまで部活動でも、大手企業に勤めても、ベンチャーに勤めても「なんで」と感じたことを言葉にすることが、日本の組織では難しいと感じて過ごしてきた経験はないだろうか?


先輩や上司の顔色を伺って、心に想っていないことを言葉にすることが苦痛に感じていた20代前半、私はきっとロボットと同じだったと思う。


信頼できる人に話しても、親に相談しても、「世の中そんなもんだよ」とか
「そんなにうまくいかないもんだよ」「我慢するしかないね」っていう意見に
いつも私は疑問を感じていた。


この状態を振り返れば、完全に不自由だったのだと思う。


上司や先輩の権力があまりにも強く感じて、
言いたいことを言えない文化が窮屈で、改善することを願いながらも自分ではその状況をどうにもできないと思い込んで、当時の自分の立場を正当化して、目の前のことにベストを尽くそうと思ってきたこともある。



当時の自分に言いたい。「吠えてみろ」って。笑


私の人生はこの3年で大幅に大きく変わった。
20代で出会う人、築く人間関係、そしてライフスタイルをもっと理想に近づけるためにできることを、自分の忘備録としてここに残そうと思う。


■思い切って新しいことにチャレンジする
私はエグゼクティブ秘書の経験があるが、秘書検定の資格は持っていない。
当時PCスキルなんぞなかったし、今でさえも、ないに等しい。笑
それこそ基本の「基」も何も知らなかった。秘書になる前は、チアリーディングでアメリカでの世界大会があった直後、大手企業を退職していたため、働くことへのブランクもあった。スポーツしかしてこなかった私が秘書なんてできるのかと(もちろん)思った。それでも、チャレンジしてみたかったし、バリバリの女性社長の秘書の経験ができて、グローバル企業で公用語は英語。収入もやった分だけついてくる。ただミーハーな私は24歳でその世界に飛び込んだ。時差がある仕事が想像以上にキツかったが、そこで学んだタイムマネジメント力や対人スキル、マルチタスクは今の仕事の基礎となっている。
現在、私がファッションプロデュース業とコンサル、外資企業マネジメントと人材育成とイベントプランナーをしていることは正直、奇跡だ。だから人はチャレンジして行ったほうが絶対に良いと言うこと。「変わりたい」「良くなりたい」という思いは持ってるだけじゃ変わらない。自分の経験が誰かの背中を押すことだって必ずある。だから私も、もっと良い変化をしていきたいといつも思っている。


■自分の中にある「WHY」を大事にする
多分私は、誰よりも「なんで?」「どうして?」って質問することが多いと思う。
上司に「なぜ、これをする必要があるのか」「もっとこうできるのではないか」と質問をした時に、「このタスクを完了させることに集中しろ」と理由もないHave to 命令に疑問を感じて、過ごしていた日々もあった。

企画会議に参加しても、
本来、会議と呼ばれるものは、議論をして方向性を決めたり、上下関係なく疑問や意見を交換して、ものごとの取り決めをしていく場所だと思っていた。
でも実際は、上司が話している間ずっとメモをとって座っているだけで、意見を発することができない会議が多かった。新卒且つ何もない私には、何の力もなかったのは言うまでもない。勇気を出して、会議の外で自分の想いや考えを上司へ伝えてみたけれど、結局「気持ちはわかるが、今はそれは無理だ」って言われることが山ほどだった。当時の私は「もっとこうっやったら良くなるのに、どうして?」と言う想いをキャッチしてくれる組織体制が、なぜこんなに少ないのだろうと、自己中心的なことを考えていた。けれど、そのお陰で、相手や大きな組織を変えることは難しいかもしれないけれど、少なからず自分が限られた枠組みの中で起こせるアクションを見つけていくことができるようになった。WHYの中にしか、自分の成長プロセスがないと言うことを沢山気づかせてもらう為の訓練だったのだと思う。だから、そのシーズンにはすごく感謝している。
今、アナタのいる環境が「理不尽」と感じているのなら、その環境からいかに自分を成長させることができるかを考える良いきっかけかもしれない。その疑問を是非追求していってほしい。


■言葉と表情を選ぶ
アナタは、自分の想いを相手へ伝えることは得意と感じているだろうか?
それとも苦手と感じているだろうか?
私が一番大事にしているライフスキルは、言葉と表情をコントロールする、
まさにこれだ。
先日とてもユニークなクライアントにお会いする機会があった。
顔の表情を一切変えない人だった。その方は、ことあるごとに非常に褒めてくれるんだけれど、無表情なので、受け取り側のこちらとしては、褒められている気が一切してこない。笑 伝えてくれようとする言葉が、私の心には届かなかった。
アナタの周りにも、眉間にシワを寄せている人や、感情的な人、声が小さい人、声の表情が明るい人、言葉遣いが丁寧な人、いつも笑顔な人、怒っている人等、思い出す人はいるだろうか?
私は幸い、大学の4年間でチアリーディングの部活動を通してメンタルトレーニングを受けていたお陰で、表情で感情(心)はコントロールできることを学んでいた。クライアントが私に対して話すときは無表情だが、私はしっかり相手を見て話し、表情を読み解きながら会話をするよう意識をした。
自分の意見や疑問を伝えるとき、ただがむしゃらに伝えるのではなく、
相手が自分の話を聞いた後に、どのような表情になって、どのような行動に結びついて欲しいかをイメージしながら対話をすると、不思議と相手の表情に変化が生まれる。その表情の見えた先に、お互いの信頼関係や人間関係が生まれるものだと思っている。


これが自然にできるようになると、感情的な心になることも少なくなる。たとえ、感情的になってしまったとしても素直に反省することができるようになる。言葉を伝えるとき、伝わる表情を選べば、言葉の届く確率はぐんと上がる。


Fake it until you make it.
https://www.google.com/search?client=safari&rls=en&q=Fake+it+until+you+make+it&ie=UTF-8&oe=UTF-8


私は、この動画がすごく納得できる。
何かになりきることで、ゲットできた仕事はたくさんあった。
【 秘書風 】になりきることで、秘書になった。
ファッションが好きなだけで、人のコーディネートしていったら
本当にプロデュースさせてもらえる話がきたし、
社内の大きなことは変えられないけど、イベントを沢山実行していったら、
イベントプランナーにもなった。イベントプランニングをする中で、ウェルカムボードを描き続けたら、ウェディングのウェルカムボードやイベント用の依頼も来るようになった。ニーズがあるところに歩き回っていたら、相手の良いところや得意分野を引き出すことが得意だと気づいて、キャリア採用の講師を頼まれたことがきっかけでマネジメント側に回るようになった。この先も、何にでもなれる自分を見ていきたいし、どうにでもできる自分が体現できたら、みんなの背中を押せるんじゃないかな、って思ってる。


Elliy

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