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ふっと急にわかることがある

ここ数ヶ月、モヤモヤとどうしたものかと思いを巡らせ、言葉にはできていなかったけど自分の中にあった。
とあるきっかけで、今日やっと自分の気持ちがわかった。

私の今の思いはそうなんだね、やっと自分の気持ちに気づいて認めることができた。

1年前にやりたい、叶えたいと思っていたことを目指して拠点を移して、現場修行に入った。

修行に入ろうと決めたのはその道が全くわからず、噂ばなし程度しか知らなかったから。自分の目で見て経験して、実際を知りたいと思って決めた。

やっぱり聞くと見る、体験するでは違っていて、得ることが本当に多かった。ここにきて経験してよかったと思っている。

その中である程度知識や経験を得て、私はじゃあ自分も同じようにその道をしていきたいかと振り返った時、なかなか自分のGoサインを出せなかった。

分娩施設を持って、お産できる助産院を営む。

私は移動したい人。その時にやりたいことを見つけながら移動していく人。

それにはお産介助があればその場所に留まることが必須になってくる。お産待機期間に入ると、拘束される時間が多くなる。基本はそこに住まう。お産待機期間は色んな予定もキャンセルありきで入れる。

私はそこに不安があった。制限されたくないと心の願いはそう思った。

今もお産介助はしたい。新しい命の誕生に立ち合わせてもらえる、その時を時にいることは本当に貴重で、感謝なことだ。

妊娠・お産は大きなライフイベントであり、その時にそばにいたいと思っている。

助産院をしたいのは、妊娠中から継続的な関わりをしていきたいと感じたから。健康なメンタル・フィジカル・スピリチュアルが整っていいれば、このライフイベントも健康に過ごすことができるとわかったからだ。ただ、現代は、ストレスや食生活の乱れ、睡眠不足など、本来の人間に良くない状況を作り出している。お産難産時代にどんどん進んでいる。

肝心なのは妊娠前、妊娠中からの妊婦さん自身のケア。
妊娠期から妊婦さんが自覚して整えていけば、本人の意思でどんな場所で、病院やクリニック、助産院などで産もうが、本人は安産で満足したお産を味わうことができると思った。

どんなお産にしたいかを決めるのは本人。
どんな妊娠生活、産後の子育てをしていきたいかを決めるのも本人。
それを叶えていける強さを持ち合わせる女性になれるようサポートしていきたい、と思う。

やりたいと思っていたこととちょっと離れるけど、本当に私のやりたいことを優先すると今の段階では違うなと、やっとわかった。やっと、自分に納得した。多分、モヤモヤしていたのはそこだった。

ふっと気持ちが楽になった。やりたいと思って強い気持ちでいたけど、どんどん変わっていいし、どうしてもしたかったら両方掴む道がまた開かれると信じる。


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