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家事代行からの気づきと今後

家事代行をしていて思うのは、モノへの思いや悩みは十人十色だということ。
いくら片付け本を読んでも効果が出ないのは、個人に合った内容ではないから。
家族構成、モノの量、特に散らかりやすいモノの種類、住まいの間取り、性格などありとあらゆる条件を加味して初めて生きる収納が作れる。
本を参考に自身で臨機応変に収納を考え直せる方ももちろんいる。けれど大半の方は「これがなかなか難しい…」と挫折してしまうのではと思う。

家事代行は月1や週1でコンスタントに伺う。そのためその方の癖や習慣など、無意識に行なっていることを客観的に見ることができる。
その無意識下の行動に適用する収納や捨て活方法をご提案することが、最高に楽しい。

例えば、
・アクセサリーはここにちょい置きされやすいから収納の位置を移動しよう
・最近のご趣味はコレだから今後アイテムが増えそうだな。ここの収納に余裕を持たせておこうかな等

大勢の人に役立つビジネスをするべきなのは分かっている。
ただこの“専属感”はなんとも心地良く、信頼いただけることがやりがいに繋がっているからやめたくない。

そこで取り入れようと思っているのが、バックエンド商品とフロントエンド商品という考え方。
この言葉を知ったのは最近だが、生前整理についてはまさにこの組み立てで考えていて間違いではなかったのだと安心したので参考までに。

フロントエンド商品=「集客商品」
バックエンド商品=「本命商品」
買ってもらいやすい料金で集客商品を一度買ってもらい、価値を感じてもらった後に、利幅の大きい本命商品を紹介し買ってもらうという手法。

手の出しやすい価格帯でのオンラインセミナーやワークショップなどにご参加いただき、その後希望者のみ生前整理の個人サービスを提供する。
これは双方にとってストレスの少ない方法だと感じている。

私の考える生前整理は、「何を残すか」ということに重きを置く。だからこそ、生き様を感じて今後の夢を共有させていただけるように寄り添うべきだ。
「1人ではこれ以上動けない…でも変わりたい」と強く願っている方に出会える仕組みを作る。そしてそういう方が十人いるのなら、十通りの方法をご提案できる仕事人でありたい。




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