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共観力にふれて、自己開示ができるようになった話


先日、「世界を変える」話をしました。

今回も備忘録として書きます。

わたしは自己開示がとても苦手で、誰彼構わず自分のことを話すことをしてきませんでした。自分の好きなこと・苦手なこと・仕事や家族のこと。
わたしのまわりに溢れていること、感じたこと。
人と話すのが苦手な訳ではなくて、相手を「どんな人だろう」「わたしのこと話していいかな、聞いてもらえるのかな」と不安から、しばらくは様子を伺っていたりします。

そんな私が自己開示ができるようになるまでのお話です。

私が自己開示ができるまで、じっと待って私の想いに耳を傾けてくれた大切な人。

私自身、察してもらうのを待つか・完全に閉ざすかということが多くて…「なんて説明したらいいかわからない」「どうしよう」と思っていた期間がとても長いです。(たぶん5年くらい…?)
そんな私の心の閉ざし方に、普通であれば諦めて別れを選択するだろうに、彼は違いました。

「理由はなんなんだ?俺悪いことしたか??何を考えてるんだ?」「何を苦しんで…?」と悩んだそうです。
(理由が彼の行動や発言ではなくて、外的な理由だったからとてもタチが悪くて、私も言い出せずでした)

お互い学生から社会人になり、彼自身も自分のことだけではなく、家族や職場の人たち、私を含め「近くにいる人を大事に」と自分中心の考え方から【人により優しく】に変わったそうです。常に自分中心だったわけではありません。自分の意見を持ちながら人の意見を聞いてくれる人です。時には一本気に意見を通して、まっすぐな人です。
そこでお互いぶつかったこともありますが…

私も今まで言えなかったことがたくさん…自分で考えたり、感情を整理するのにはあまりにも多くて、抱えきれなくなって。「どうにかして伝えなければ」と思うようになりました。彼の姿を見て、「この人になら、わたしが思ってること言える」と思えて、今は少しずつ、言葉を選びながらですが、伝えられるようになりました。


わたしが自己開示をしようと思ったのは、彼が待ってくれたことや、信頼を積み重ねてきたこともそうですが、彼が【共観力】を身につけたからだろうと思います。

【共観力】はstand fmのメンタル調律師のHIROさんのお話を伺ったことをきっかけに、知りました。とても優しい考え方です。

このnoteにわかりやすくまとまっています。

彼は、
「俺はめぐみじゃないから、めぐみの考えや思いは100%汲んで理解はできない。でもめぐみが見ている目線に立って、一緒に考えることはできるよ。理由なく、真っ向から否定しようなんて思わない。常識外れなことは止めるけど、まずは受け入れようと思うから。味方や仲間で居ようと思うからさ。」とよく言います。

これってHIROさんのいう、【共観】なんじゃないでしょうか。

この彼の考えが、わたしの心を溶かしたんだと思います。それと、彼の紡ぐ言葉の温度感。
お互いの言葉があたたかい・つめたいはすぐわかるので、たぶんそういう温度感が合うんだろうと思います。「言葉を選んで話してるな」「素直に伝えてるな」とか。
彼の共観しながら紡ぐ言葉は、いつも優しくてあたたかいのです。

今でも躊躇して自分の思いを言わなかったり、考え込むこともありますが、「めぐみの意見あるんでしょ」と聞き出してくれます。なんなら意見を溜め込んで、大爆発すると「また自分の意見スルーしたから!俺に合わせなくていいから、ちゃんと教えて」とつっこまれるほどになりました。

彼と、【共観】を教えてくださったHIROさんには、感謝しています。

彼と居たら、新しい発見や気づきがたくさん。
また私の世界を明るく照らしてくれることに愛と感謝を。
言葉の温度を合わせて、HIROさんに教えて頂いた【共観力】を2人で大事に育てていけたらと思います。

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