第一世代オイスターカードの返金

ロンドンの公共交通に欠かせないオイスターカードですが、実は第一世代と第二世代があります。現在新規購入できるものは全て裏面に「D」の印が入った第二世代のものですが、昔旅行や出張をした際に購入した第一世代オイスターカード(first generation oyster card)がひょっこり出てくることもあるでしょう。

結論から言うと、第一世代オイスターカードであってもまだ公共交通で利用することはできます。ただし、TfLアプリに登録して、オンラインでトップアップをしたりすることはできません。今回私は家から発掘された第一世代オイスターカードの返金手続きを行いましたのでその手順について紹介します。

注記

上記ウェブサイトには、券売機でできると書いてあるので、まずは券売機にタッチしてみましたが、私にはやり方がよくわかりませんでした。駅員さんに聞けばいいのですが、ロンドンの駅は駅員さんが捕まらないがちなので、オンラインで手続きを行いました。

前提

  • TfLのアカウントがある

  • TfLのアカウントにクレカが登録されている

1. とりあえず乗る

8週間以内にTfLを利用したオイスターカードだけがTfLアカウントに紐づけができるので、とりあえず残高を使って乗ります。

2. アカウントに紐づけ

TfLアカウントのマイページからオイスターカードを追加、カード裏の10ケタの番号を入力した上で、直近の利用で乗車した駅を選んで紐づけが完了です。

3. 返金か残高移行か選ぶ

アカウント画面では、「これが第一世代オイスターカードである」ことがハイライトされ、refundかtransfer creditを選ぶことができます。現在利用中の第二世代オイスターカードに残高を移行しようかと思いましたが、その場合デポジット(3ポンド)は移行されないと言われました。返金を選んだところ、既に登録してあるクレジットカードに、残高とデポジットを合わせた額が返金されることがわかったのでそちらを選びました。返金手続きには2日ほどかかるそうです。

ありがとう、第一世代カード

返金または移行手続きの完了した第一世代オイスターカードは無効となります。私は記念にとってあります。SUICAやICOCAもこういう風に世代が変わる日がいつか来るんですかね?


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