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絵を描けない人が絵の販売戦略を真剣に考えてみた その2

こんにちは、倉くらのです!
さっそくですが前回の記事の続きから書いて行きたいと思います。


SKIMAで依頼を募っていても、よほどの神絵師やもともとフォロワーがとても多い人でもない限りなかなか初心者に依頼してくるユーザーは少ないかと思われます。

そもそも依頼がもらえないと実績が積めない。
実績がなければ依頼なんてしてもらえない。

初心者ほどこうした負のスパイラルに陥ってしまう場合があります。
でも大丈夫です。

そういう場合はキャラ販売をしましょう!!
キャラ販売の方で実績を積むのです。

私が絵の販売先としてSKIMAを推すのはキャラ販売のコーナーが秀逸だからです。

キャラ販売とは自分で作ったキャラクターイラストを購入してくれたユーザーに譲渡するというもの。
アイコン・一枚絵なども販売できますが、立ち絵素材が主流です。

絵を気に入ったユーザーしかそもそも購入しないので、コミッションのように低評価を受けることもありません。
フォロワー集めにもうってつけ。
キャラ販売でファンを集めて→コミッションでの依頼に繋げていくという方法を取れます。

コミッションって正直どんな依頼が来るかも分からないし、怖いじゃないですか。
その点キャラ販売なら自分が好きなキャラクターを作ればいいだけなので、絵を売るという導入としては比較的やりやすいのではないでしょうか。
初心者にはおすすめ。

出品者も購入者も多くてキャラ販売ページはかなり賑わっています!

■アイコンの販売


アイコンは比較的安価なので、そこそこ売れているイメージがあります。

アイコンとはいえ個人的には顔だけではなく、胸から上、特に『手』が入っていると嬉しいです。
手はホント…技量の現れる部分であるので、あると「おおっ」と目を引きます。
私が手フェチだからかもしれませんが。

絵が描けない人間の描く手ってドラえもんみたいになるんですよ……。
人は自分が描けないものに憧れを抱きます……。

コツは用途を限定しないということでしょうか。
購入者はアイコンとして使いたい人もいれば、ヘッダーとして、一枚絵として使いたい人もいるからです。
使い方を限定的にしてしまうと、購入者の幅も狭まってしまうので、アイコンや一枚絵としてもどちらでも使えるものにしておくといいです。
このように汎用性が高いイラストにしておけば購入したいと思うユーザーは多くなるのですから。

私も実際、アイコンなどにどうぞと販売されていたイラストが小説の表紙にぴったりだったので購入したことが何度かあります。


■立ち絵素材はシリーズ化する


軍人シリーズ
学生シリーズ
和風シリーズ
中華シリーズ
そんな感じで販売している立ち絵素材のテイストをある程度統一させると良いかもしれません。

これは何でかと言うと「まとめて購入してくれる人」を狙えるからです。
ゲームの制作者などは素材を探していますが、立ち絵をバラバラの絵師から購入するよりも一人の絵師から購入したい訳です。
そういう場合世界観が統一されている方がありがたいです。

そして制作する側も世界観バラバラで出すよりもある程度まとまっている方がキャラクターを作りやすい。服のデザインをちょこっと変えるだけでいいのですから。
双方ともにメリットがある。


■パーツが細かく分けてあると良い


たとえば獣耳の付いた獣人キャラの立ち絵素材を販売するとしたら…。

獣耳としっぽはアタッチメントにして、付け外し出来るようにした方が◎です。
別レイヤーにしておくってことです。
これによって獣耳が欲しいというユーザー。
ただの人間が欲しいユーザー。
2つの要望を満たすことが出来ますので、買い手候補が多くなるということです。

メガネとかもそうですね。
翼。上着。武器。魔法エフェクト。
細かくパーツが分けられている方が、ユーザーとしては使用用途が広がるのでありがたいです。


■売れなかった場合はめげずに再出品する


ユーザーが見ている時間帯はバラバラなので、その時売れなくても別の時間に再出品をすることで他のユーザーの目に留まる場合がある。

少しお値引きして出品もあり。(最終手段が良いです)
一度は購入を踏み止まったユーザーが値下がりしたことで手を伸ばすという可能性あり。

一度だけ出して後は放置、は勿体ないです。
何度か繰り返し出品しましょう。

■出品する場合はある程度まとめて出す


ある程度絵をまとめて出品する方が良いです。
売れなかった絵を再出品する時などもそうですね。まとめて出す方が◎です!
同一制作者の絵がぽんぽんと連続で並んでいた方が、1枚だけで出品するよりもインパクトがあって人目を引きやすいです。

■恐れずにどんどんやりましょう


売れるか分からないし……もっと実力がついてから……。

そんなことを思わずにまずは敷居の低いキャラ販売からやってみましょう!
修行をする気持ちで絵をどんどん出していきましょう。

私もキャラ販売ページを見続けてそこそこ長いのですが……(笑)
見始めた当初に比べてめっちゃくちゃ実力が上がっている……という絵師様の多いこと多いこと。

その理由はたくさん絵を描いてきたというのももちろんのこと販売するからには妥協せずクオリティの高いものを出そう、という気持ちがこもっているので、必然的に実力がめきめきと上がるわけです。

人に見られて、買われていくうちにセンスが研ぎ澄まされていくようです。

何目線だよって感じですけども……本当に素晴らしいと思っています!

ひとまず私が感じたことはこの辺りです。
お読みいただきありがとうございました!

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