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年金等を辞退した国民に褒章を授与する提案(北風と太陽法案)

内閣府のページに規制改革・行政改革に関する提案のページがあったので提案してみました。

老齢年金対象者が一定期間年金の受け取りを辞退、または相当額を返納した場合に褒章を与える。金額に応じて褒章のランクを変更できると尚良い。
また、健康に努め保険を使用しなかった者、国を通じて寄付をした者等、国の財政に貢献した者も対象とできるのが望ましい。


少子・老齢化が進む中、少ない労働力人口から多すぎる税金を徴収することは若年層の疲弊、貧困化を助長する結果となりうる。
また、企業や高額所得者などからの徴収税率上昇は、企業の海外競争力低下や海外流出を招く恐れがある。
そのうえ、老齢者も一律対象に含まれる消費税や、十分ではない年金の支給額を基準とした後期高齢者医療制度は支給した年金の再徴収となり、老人の貧困を助長するばかりでなく無駄も多い。

そこで、老齢者から徴収するのではなく、老齢者に自ら進んで差し出してもらえるような上記法案を提案する。

社会活動から離れがちな老齢者はボランティアなど社会貢献に対する関心が高く、社会的に成功を収めていれば寄附などによる社会貢献もその視野に入る。無償ではあるが、そこには感謝など無形の報酬が存在する。
年金受給者自らすすんで年金を辞退し、それにより褒章を得ることは無形の報酬を得ることにつながり、生きる上でのモチベーションにもなる。

辞退した年金はプールされ、いつでも解除、取得ができることとする。特別な申請も不要とし、年金受給の時効も撤廃する。これにより必要とあれば今まで以上に安心して年金を受給することができ、年金がなくても十分暮らせる期間においては年金を返納することで褒章を得ることへのモチベーションにつながる。

返納期間は例えば累計で10年とし、1年、3年、5年等の節目には期間や額に応じた返納者認定カードを支給する。
この認定カードは提示することで旅行の宿泊・交通費等の減額に使用でき、同行した家族らも恩恵を受けることができる。それにより家族・世間に対する承認欲求を満たすことにもつながる。

以上