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"結婚したい人”は多く、”結婚してる人”が少ない不思議な国

恋愛の終わりと始まり

『好きだ』、『一緒にいたい』、『俺と付き合ってほしい』
恋愛を始める時にかける言葉は、まっすぐであり、あなたのことを魅了してきたことだろう。
『別れよ』、『価値観が合わない』、『好きの重さが違う』
恋愛が終わる時にかけられる言葉は、これまで一緒に過ごしてきた時間を空虚なものとする。

たったの一言でこれまでの恋愛がなかったように、その関係性が突如に終わってきたことだろう。


恋の終わりが訪れた時、あなたは『好きって言ってくれたのに』という気持ちが先行し、その後、相手の悪いところを見つけ、それが原因で別れたことにし、友達に愚痴を漏らした後、次の恋を探しに行く。
一つの恋が終わる時、ひと段落を得て、また次の恋を探しに行くこととなることが多いと思う。


しかし、ここで思い出してほしい。


次の恋の始まりと終わりも同じなのではないかと。次の恋も情熱的な言葉で魅了され、淡白な言葉で終わってしまうのではないかと。
『次に付き合う人とは、幸せな結婚ができる。』
『次に付き合う人は、これまでの人とは違って私のことを大切にしてくれる。』
これらは幻想であると気付かずに次の恋を始め、また失敗を繰り返すことが多々あるのが現代の恋愛事情なのだ。

結婚したい人は多いが、結婚している人が少ない
”不思議な国 日本”

次の図を見てほしい。
未婚者の生涯での結婚意思については、バブル前の1980年代から、男女共にほとんど変わらず高い数字を持っている。

図1

もう一つ図を見てほしい。

”結婚をしたい”と思っている人が多い一方、実際の婚姻件数については、1970年代から下がっておりそのままの水準を保っている。

図2

ここで皆さんは世間で言われていることを思い出してほしい。

『最近の若者は結婚しなくなった』、『最近の若者は結婚しようとも思っていない』こんな言葉を聞いたことは一度はないだろうか。

上の図を見る限り、婚姻件数についてはここ40年でほとんど変わっていないことがわかるだろう。

最近の若者も40年前の若者と同様の婚姻件数を記録しているし、同様のように結婚したいとも思っているのだ。

この日本という国は、1970年代後半から、結婚したい人は多いが結婚をする人が少ないという不思議な国と化しているのだ。

現代の恋愛事情

皆さんの中にも、結婚したいと思うから別れても次の恋へ向けて、立ち直ることができ、その時はポジティブな気持ちになっているはずだ。

私は、次の恋にポジティブに進むことは良い事と捉えているが、逆にこのポジティブ感情があなたの幸せを遮っているのことであり、このポジティブ感情がなくなってしまった時が、あなたの次の恋が本当に終わる時なのだと思っている。

ポジティブな気持ちで、前に進むだけではなく、いったん立ち止まって、"自分は本当に結婚したいのか”、”次の恋はどんな恋をしたいか”、このような思考をする時間が必要なのではないだろうか。

これを考えることが、あなたを幸せにするものだと私は考える。

あなたが幸せになるために

ここで、『どうすれば幸せになれるのか』という疑問が生じる。この問いに答えるのが、これから私が書いていくnoteの最も重要なポイントであり、あなたが本当に素敵な恋愛・結婚をする上で学んでほしいことなのだ。


私のnoteでは、あなたが幸せになるために一旦落ち着いて考えることを書いていこうと思う。


私のこれまでの恋愛や人間関係から抽象化し学んだ出来事や恋愛相談を受けながら様々な恋愛をケースとして分析尽くし、そこから生まれたのがKS理論だ。


KS理論を学び、『次に付き合う人と幸せになる』という願望を叶えてほしいと切に思っている。

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