見出し画像

自分の立ち位置が強制終了になった時

毎月参加しているインド占星術月例会。毎月気づきがあり、運勢予報と照らし合わせながら1ヶ月を過ごすのも楽しい。

さて6月の会では、自分の立ち位置が急に変化しときの話になった。自分の意思で環境を変えるのはまだいいけど、他からの影響で状況が一変するのは辛かったりする。

我が家は転勤族で、定期的に引っ越しがあり、そんな強制終了に何度か向き合ってきた。私は人の中にいないと不安になってしまうし人と関わることが好きだったので、引っ越すたびにその土地に馴染もうとした。そしてそれなりに楽しく、変化を楽しんでいる部分もあった。

人の中にいたくなるのは私の星回りと関係しているようだ。

しかし、6年前に引っ越した場所(U市)では、馴染もうとしているのに弾かれてしまう、外に出て行っても痛い思いをすることが続きとても辛かった。一緒に笑える仲の良い人達は遠くにいて孤独のどん底。なぜこの場所にいなくてはいけないのか、なぜ今回の引っ越しが友人や家族から離れた場所なのか、自分で来たくて来たわけではない、と。。

このときの傷はなかなか癒えず引きずっていた。

でも最近、ようやくこの時の経験に意味を見出せるようになってきている。藍さんの鑑定や講座を受けながら内観を続け、少しずつ消化され始めた気がする。

自分軸が、良く言えば柔軟で、マイナスに言えばブレブレの私。あの辛い日々は、自分という軸をしっかり立てるための、周りに左右されずに自分の足でしっかり立つための修行期間だったのではないかと思う。

寂しいとき行ける場所がないから、1人の時間が増える、そしてそれに耐える。本当に孤独感いっぱいの日々。

U市で仕事を探しに行った時、

ひとりでいられるなんて自由でいいじゃない

とハローワークの人に言われたことがある。なるほど!おそらく違う星のもとに生まれた人にとっては、同じ状況が天国なのかもしれない。

そんな状況に耐えながら、リモートで気学やカラーセラピーの学びを少しずつ続けていた。今では当たり前のオンライン授業だけど、その当時はまだまれ。ネット環境がイマイチの時もあったり、直接学ぶのが一番という思いもあり、先生も遠いなぁ、と感じていた。

それから少しずつ、合わない人やコミュニティーに頼ったり依存する事はやめよう、大切な家族はそばにいるんだから、と割り切るようにした。

人とすごく近い距離感を求めるのをやめた。

U市で生活して1年半が過ぎた頃、話せる友人ができた。私の所属するカラーセラピーの会がU市にもできて顔を出せるようになった。仕事も始めて、少しずつ私の世界はまた広がっていった。

すぐに、私も助けるからあなたも私を助けて、という密な関係を求めてしまう私だったけれど、学びのサポートもあり少しずつ変化していった。逆に人と関わることにすごく慎重になったり、お互いにとってどんな距離感が一番なのか探るようになった。

U市に引っ越した時、すぐに自分を受け入れてくれる場所があったら、私は変わらず周りに合わせ認めてもらえるよう振る舞い、それなりに楽しく過ごしていたのかもしれない。そしたら、オンラインで学びを続けることもなかったかもしれない。そして、確実に今の気づきや成長はなかった。

藍さんが言っていたことば

今起きていることは全てが必然

あの経験は今の自分を得るために必要なものだったのだろう。まだまだ道半ばで今の自分が大好きというわけではないけど、おかげさまで少し成長できたかな、と思う。

世の中が非常事態になる直前、また住む場所がかわった。人と会うことが難しくなる時期の引っ越しだったが大きな動揺はなかった。新しく出会う人や場所に依存する気持ちはもうなかったから。。

逆に今は、まだ人と関わることが少しこわい。

素敵な人たちとの出会いが増えてきた今、どのように関係を築いていくのがよいか手探り状態中。

まだまだ学びは続くし、自分を理解し好きになっていけたらと思う。

月例会でのお話に共感し、こんな気づきがあったので久しぶりに書いてみた。

読んでいただいてありがとうございました^ ^。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?