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Jazz The New Chapter for Web

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シンコーミュージックから発売される『Jazz The New Chapter 』シリーズに関する記事や誌面に載せきれなかった未公開インタビューや掲載インタビューのアウトテイクなど… もっと読む
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#JTNC

GroundUp Festival 2019 Photos - Jazz The New Chapter 6

『Jazz The New Chapter 6』ではスナーキー・パピーが主催しているGroundUP Music Festivalのレポートを掲載しました。 そこではフォトグラファーの山本花さんの写真がたくさん使われていて、一部に柳樂がコンデジとiPhoneで撮った(数少ないまともな)写真が使われています。その柳樂が撮影した中から『Jazz The New Chapter 6』誌面で使わなかったものをここに置いておきます。ライブ写真はそこまで誌面に必要じゃなかったのであまり

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☞Jazz The New Chapter 6 - 目次 / 前書き #JTNC6

21世紀に入ってから音楽はずっと進化を続けているのに、いつまでも100年前の古い言語で語れるわけがないんだよ。僕は新しい言語を使いたい −−クリスチャン・スコット ■Contents:目次 ◇SPECIAL INTERVIEW  Thundercat  Flying Lotus  Christian Scott aTunde Adjuah  Brittany Howard  Meshell Ndegeocello  Chassol  Jacob Collier  C

55 Recommended Non-Jazz songs of 2019 by "Jazz The New Chapter"(with Playlist) #JTNC

Jazz The New Chapter監修者 柳樂光隆が選んだ2019年ジャズ以外のおススメです。 新譜に関しては ①ジャズミュージシャンが参加した良い作品が例年通り多かった。 ②アフリカン、カリビアンの音楽の要素を取り入れた音楽に面白いものが多かった。 ③声の多重録音による面白い響きのコーラスを取り入れた作品が良かった。 ④インディークラシカル、ポストクラシカル、ミニマルミュージックに良作が多かった。 ⑤サイケデリックなサウンドを面白く使った作品に惹かれた。 ⑥アブス

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"50 Best Jazz Albums of 2019" by Jazz The New Chapter (with Playlist) #JTNC

Jazz The New Chapter監修者 柳樂光隆が選んだ2019年のジャズの年間ベストです。 1 . Christian Scott - Ancestral Recall 2 . Robert Glasper - F**K Yo Feelings 3 . Kendrick Scott - A Wall Becomes a Bridge 4 . Dan Tepfer - Natural Machine 5 . Brad Mehldau - Finding Gabrie

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Snarky Puppy:スナーキー・パピー『Immigrance』とモロッコの音楽グナワのこと(Playlist付き)

※スナーキー・パピーについてはメンバーの小川慶太が解説してくれている以下の記事もおススメです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 新作『Immigrance』が素晴らしい。前作『Culcha Vulcha』からずいぶんアップデートされた感覚があるのは、ライブ録音ではなく、スタジオでのレコーディング作品として制作するためのアイデアが明らかに増えていて、それが彼らの生演奏のすごさと噛み合っているからだろう。 ここ数年で個々のメンバーの活動はますます活発になってい

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スピリチュアルジャズって何? - カマシ・ワシントン以降、多用されるキーワード”Spiritual Jazz”のこと

00年代の始めごろの僕は、家ではロックやテクノやヒップホップも聴きながら、クラブにもたまに行きながら、大学の近くのジャズ喫茶に通ってはジャズを聴いていた。ジャズ喫茶の店主と仲良くなってからは、レコード屋に行っては、ジャズを買い、ジャズ喫茶に持っていって聴かせてもらったりしていた。もちろん、レアグルーヴも聴いたし、ブルーノートもプレステッジも、フリージャズもヨーロッパジャズも聴いた。その中で、ジャズ喫茶の店主やお客さんとの会話が最も盛り上がるのが、インパルス期のジョン・コルトレ

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『Jazz The New Chapter 5』の作り方: 新しいジャズとジャズの歴史を編集するための試行錯誤 - インタビュー 柳樂光隆(取材:伏見瞬 @shunnnn002 )

『Jazz The New Chapter』は現代のジャズの動向を伝えることで、日本の音楽ファンの生活に大きな影響を及ぼした。この本がなければ、ロバート・グラスパーやカマシ・ワシントンの名前が今ほど広く知られることはなかった。現在まで5冊を数える『Jazz The New Chapter』シリーズについて、監修人である柳樂光隆はそれぞれをあくまで一冊の「本」として読んでもらいたいと語る。その真意はどこにあるのか。ジャズメンの言葉を伝えるメッセンジャーの役回りが多い柳樂に、

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書評:『Jazz The New Chapter 5』 - この本はジャズ、アメリカ音楽の本としてだけでなく、教育の本として読むことができる(伏見瞬 @shunnnn002 )

『Jazz The New Chapter』のテーマは、教育だ。  カマシ・ワシントンはジェラルド・ウィルソンのビッグバンドに所属していた時に受けた教えについて、誇らしげに語っている。クリス・デイブは地元ヒューストンの伝説的な盲目ドラマー、セバスチャン・ウィテカーからの直接的な影響を説明するために多くの言葉を費やしている。その他にも、ロバート・グラスパー、ケイシー・ベンジャミン、テラス・マーティン、マリア・シュナイダーなど、インタビューを受けているほとんどのミュージシャ

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Interview Kan Sano - どこにも属したくないと思ってたし、誰とも同じことをしたくないと思ってやってきた

僕は2014年2月に『Jazz The New Chapter』を刊行した。その時に売り場を見にタワーレコードに行ったら、店内演奏の音源が耳に留まった。「あれ、この感じ、自分の本でも取り上げてる感じのサウンドじゃん…」。何がかかっているのかを見たら、それはKan Sanoの2ndアルバム『2.0.1.1.』だった。「わ、日本人かよ」。そこから彼のファンになった僕は何度かライブにも足を運んだりもした。 2017年にKan Sanoは3rdアルバム『k is s』をリリースした

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Jazz The New Chapter 5 序文 for Web

20代のころの僕は、ひたすらCDとレコードを買う生活を続けていたが、たぶん10年くらい前、そこから少し変化が出始めて、音楽の歴史みたいなことへの関心が増してきて、ジャズの本を買って読んだり、時間を見つけては国会図書館に行って、『スイングジャーナル』とその関連誌の『アドリブ』のバックナンバーを創刊から順番にひたすら読んでいた。 (※この件は『adawho』とか、何度か取材で話したことがある。) 1947年に創刊された『スイングジャーナル』は2010年に休刊するまで67年間

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Interview Thundercat - サンダーキャット・オフィシャル・インタビュー Talks about 『Drunk』《Jazz The New Chapter for Web》

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「00年代以前のクラブジャズ」と「00年以降の現代ジャズ」の違い

※クラブジャズについては以下のリアルタイムの00年代に書かれた記事も参照してみください。 ※記事が面白かったら投げ銭もしくはサポートをお願いします。 あなたのドネーションがこのnoteの次の記事を作る予算になります。 ■クラブジャズは?現代ジャズとは?すごくざっくり説明すると、 ◎クラブジャズ…「踊らせること」「クラブでDJによってプレイされること」を目的として作られた《ダンスミュージック》 ◎現代ジャズ…「ヒップホップやテクノに影響を受けているけど、踊らせることや、

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バークリー音楽院という<場所>:リオネール・ルエケが言っていたこと

先日、リオネール・ルエケにインタビューした時に彼が言ってたこと。

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