2022年6月の記事一覧
Interview Pasquale Grasso - Be-Bop!:パーカー、ガレスピー、そして師バリー・ハリスに捧げたビバップ曲集
まるでピアノを弾いているような音をギターで奏でるギタリストとして、シーンに衝撃を与えたパスクァーレ・グラッソ。 圧倒的なテクニックが注目されるパスクァーレだが、そのテクニックは彼が憧れるアート・テイタムやバド・パウエルの表現をギターで挑むために必要なテクニックであり、ある意味ではピアニストの2本の手をギターに置き換えるための最小限の、同時に機能的な演奏手法でもある。パスクァーレはそんな自身の想像上の音楽を具現化するために新たな奏法を開発し、それに合うサウンドを作り上げたわけ
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Interview Orkestra Rumpilezz:about "Moacir de Todos os Santos" & Letieres Leite - レチエレス・レイチによるアフロブラジル音楽の革新
イギリスのシャバカ・ハッチングスやアメリカのクリスチャン・スコットといったジャズ・ミュージシャンたちが“ディアスポラ”について話をしていたことがある。 奴隷として連れてこられたアフリカ人の末裔であり、現在のイギリスやアメリカを生きるシャバカやクリスチャンは、ロンドンもしくはニューオーリンズからカリブ海を経て西アフリカへと、自らの祖先に思いを馳せるようにルーツを遡るような音楽を構想し、演奏する。ゴスペルやセカンドライン、カリプソやレゲエ、アフロビート、サンテリアやブードゥー
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interview Andrea Motis & Stephan Kondert:about『Loopholes』
スペインのトランペット奏者でヴォーカリストのアンドレア・モティスはオーセンティックなジャズとボサノバのコンビネーションで人気を得ていました。1作目の『Emotional Dance』はジャズが多め、2作目の『Do Outro Lado Do Azul』はかなりブラジル音楽に寄った作品と言った感じ。 オーセンティックなジャズとボサノバの組み合わせの洗練されたサウンドとそのキュートな声が彼女の特徴。そんな音楽性だけにボサノバ人気が高い日本ではかなりファンも多く、何度も来日してい
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