マガジンのカバー画像

Jazz The New Chapter for Web

136
シンコーミュージックから発売される『Jazz The New Chapter 』シリーズに関する記事や誌面に載せきれなかった未公開インタビューや掲載インタビューのアウトテイクなど… もっと読む
運営しているクリエイター

2022年4月の記事一覧

interview Michelle Willis:『Just One Voice』からクワイア、カナダ由来の影響まで

スナーキー・パピーのマイケル・リーグが主催するレーベル GroundUP Musicの中で最も飛躍したひとりが、シンガー・ソング・ライターのミシェル・ウィリスだろう。 ソロアルバムのリリースから、スナーキー・パピーとのコラボを経て、デヴィッド・クロスビーがSky TrailsやLighthouseなど、あらゆるプロジェクトで起用していて、今やクロスビーの活動のキーマンになっている。その鍵盤と声を駆使した刺激的なハーモニーは輝きを増している近年のクロスビーの音楽に欠かせない要

有料
150

Special feature:ロバート・グラスパー Black Radio 3

◉概論:ロバート・グラスパー 知っておくべき5つのポイント◉レビュー:『Black Radio 3』前2作とは異なる制作プロセスと、シグニチャーを利用した連続性◉コラム:ロバート・グラスパーと『Black Radio』の新しくなさ◉相関図:Family Tree feat. BLACK RADIO III※相関図の印刷版は全国のジャズ喫茶、カフェ、バーなどで無料配布中 ◉インタビュー:歴史を塗り替えた『Black Radio』の普遍性(Web & Rolling Stone

ロバート・グラスパーと『Black Radio』の新しくなさ

ロバート・グラスパーと『Black Radio』シリーズは「ゲストの人選が変わってるよね?」ってずっとぼんやりとですが、思っていました。 コンセプトの面白さや演奏のすごさで新しいものっぽく聴いちゃうんですけど、ゲストは全然新しくないんです。ざっくり言うと”流行っている人を全く呼んでいない”。 2019年のミックステープ『Fuck Yo Feeling』にラプソディー、デンゼル・カリー、SiR、コーデ―、バディが入っていた時にはその並びで「珍しく割と新しいかも!?」と意外に

有料
250