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Jazz The New Chapter for Web

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シンコーミュージックから発売される『Jazz The New Chapter 』シリーズに関する記事や誌面に載せきれなかった未公開インタビューや掲載インタビューのアウトテイクなど… もっと読む
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2021年11月の記事一覧

introduction of Danish Jazz:ジャズ・クインテット60から辿るデンマーク・ジャズ入門(with playlist)

ジャズ作曲家の挾間美帆が2019年にヨーロッパを代表するビッグバンドでデンマークで活動しているDRビッグバンドの首席指揮者に就任しました。 世界的な名門ビッグバンドの首席指揮者就任は単純に快挙だと思います。これまでに首席指揮者として招かれたサド・ジョーンズ、ボブ・ブルックマイヤー、ジム・マクニーリーは全員ジャズ・ビッグバンド史の重要人物。つまり彼女はその系譜に連なることになるわけですから。 とはいえ、よほどのジャズマニア以外は「デンマークでジャズ?」って考えると思うんです

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interview BRIAN BENDER:ホセ・ジェイムズの右腕エンジニアと『Merry Christmas from Jose James』

ホセ・ジェイムズはUKでデビューし、ジャイルス・ピーターソンのレーベルBrownswoodから2枚のアルバムを発表。ヨーロッパや日本で人気を獲得してから、ヴァーヴで1枚出したのち、ブルーノートと契約し、2012年に傑作『No Beginning No End』をリリースし、その評価を一気に高めた逆輸入のアーティストだった。 そこからブルーノートから5枚をリリースしたのち、現在は自身のレーベルRainbow Blondeへと活動拠点を移し、2020年以降、すでに3枚のアルバム

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interview Esperanza Spalding『SONGWRIGHTS APOTHECARY LAB』:音楽と科学、研究と表現、西洋と東洋を繋ぐチャレンジ

オレゴン州ワスコ、ポートランド、そしてニューヨークのローワー・マンハッタンで行われた癒しのための音楽実験の場「ソングライツ・アポセカリー・ラボ」にて音楽療法、神経科学、黒人音楽、イスラム 神秘主義、南インドのカーナティック音楽など様々な分野の専門家とのコラボで生まれた楽曲を収録。 前作『12リトル・スペルズ』からヒーリング・アートと音楽の関係の探求をスタートさせたエスペランサだが、今作では自身による研究のみならず、プロフェッショナル、研究者の指導の下に音楽を作りたいと思った

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