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メキシコ民芸品①オトミ刺繍

面白いと話題のハコヅメ第5話を見ました。
メインの登場人物が可愛いキャラクターばかりだし、コミカルでキュンもありながら事件も解決して、なんとも癒しドラマでした。
(イケメン消防士役の小関くんは期待通りでした!)
また来週も見よう。

そしてドラマを見ていて何より気になったのが、川合麻依役の永野芽郁さんのお部屋の姿見にかけられていたカラフルな刺繍のカバー。
メキシコの先住民族オトミ族が手仕事でつくっているオトミ刺繍の施されたものに見えました。(後日ドラマを見直したら図案の感じがちょっと違いました、、適当発言をしてごめんなさい)

過去、主人の出向先のメキシコに長期滞在していたことがあり、そのときメキシコの手仕事(民芸品)のトリコになりました。
メキシコの民芸品はとにかくカラフルで可愛いものばかり。
基本手仕事のため一点もので、同じものには二度と出会えないことがほとんどです。
それなりにお値段がはるものなので悩みに悩んで保留し、でもやっぱり気になってまた店舗を訪れるともうなかったときは本当に後悔でした。


オトミ刺繍は一般的に白色(生成色)の布に動植物などのモチーフを描き、隙間なく塗りつぶすように刺繍を施すのが特徴です。
大作の場合は数ヶ月以上制作期間がかかることもあるそう。
我が家にお迎えした1m四方のこちらの作品も制作に数ヶ月かかったのかな、、作家さんに感謝です。

他にもランチョンマットサイズやコースターサイズ、鍋敷きなどを購入しました。

この鍋敷きの刺繍はとても丁寧で作家さんの想いが伝わってきます。

子供服もとても可愛く、この孔雀のデザインは他で見たことがないので、きっと子供に似合うデザインを考えて刺繍されたのだと思います。

図案も刺繍糸の色合わせも唯一無二で、どれも本当に素敵。
過去にエルメスがオトミ刺繍のデザインをスカーフのデザインに採用されたこともあるそうです。
NHKの「せかほし」でも取り上げられていたので日本でも認知度が上がってきているのではと思いますが、この記事が誰かの目にとまってくれたらいいな。

ちなみに、観光地では時々模倣された目の粗い刺繍もあるので注意が必要です。
という私も、メキシコ滞在初期に市場で初めてオトミ刺繍を見つけた時に勢いで買ってしまいましが、後に丁寧な刺繍に出会ったときに完全に模倣品だったと気づくという切ないことがありました。
(模倣品というか、オトミ族が作ったのではなくて、観光地付近の一般の方が真似して作ったものだったのだと思います)

ついでに私のハンドメイド品も。
過去の作品ですが、コースターサイズを使った立体ポーチです。

コースターサイズは作品作りのために30枚ぐらい買いましたが(もはや買い付け笑)、使うのがもったいなく、なかなか作品にしてあげられていません。
巾着のワンポイントにするのも可愛いと思うので、構想を練って日の目を浴びさせてあげよう。


他にもメキシコの先住民族がつくる素敵な民芸品がたくさんあるのでまた紹介できたらと思います。

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