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無料添削デザインスクール #79「カフェスタッフ採用バナー」

添削

カフェスタッフを募集する求人バナーですね。
要素がギューギューですね。

■カフェのイメージを大切に

デザインのイメージ、雰囲気を決める時に自分の頭の中で考えるとイメージの範囲が狭くなります。
自分で考えるのも大切ですが、ザックリと検索した漠然としたイメージを知っておくのも重要です。
少数派なマイノリティのデザインよりも大衆的なステレオタイプのデザインを作れるのも技術です。

「カフェ」を単純に画像検索すると上記のような茶色系でオシャレな画像がたくさん出てきます。

「こんなオシャレなカフェで働いてみたい」

カフェで働きたい人は少なからず思っているかと。

「オシャレよりも金だ!だからカフェで働いている」

こんな人は少数派。

カフェでもドトールとコメダ珈琲とスターバックスでは全然違うので、どこのコーヒーショップのバナーかによってもデザインは変わってきます。

でも、庶民的なカフェだからオシャレにしてはいけないということはないので、オシャレ路線でいいと思います。

■オシャレ目線で見直す

このフォントはオシャレに見えているだろうか。
庶民的な求人だったらこれでもいいかと思うのですが、オシャレにするにはちょっと合わないフォントかな。

フォントはたくさんあります。
どれがいいということはないですが、イメージに合ったフォントを使いましょう。

そもそも、英語の方がオシャレなんじゃないか。
そもそも、この文字は必要なのだろうか。

そこ疑う?というような根本的なところから作っていくのがデザインです。
色んな答えがあるので、色々作ってみてください。

■ワンテーマ

デザイン、広告などいろんなジャンルで成功しているものを見ると、ほとんどがワンテーマで組まれています。

「オシャレだけど庶民的な店内です。可愛い女性店員とイケメン店員、もちろんおじさんもいるし、おばさんもいるよ」

みたいなあれもこれも言うとデザインが根本的なところからブレていきます。
最初にデザインテーマを「オシャレ」と決めたら、それだけでいいです。

バナーの中に女性と男性が入っていますが、二つ必要ですかね?
この二つの画像ですが、同じような年代の男性と女性ですが、イメージも応募してくる人も全然違くなります。

男性の方は本格的なコーヒーを連想され、女性の方は働きさすさなどが連想されます。

ゴリゴリの本格派コーヒーショップで女性のバナー出したら、イメージと違うとなって応募人数は多かったけど、採用者はゼロとなります。

二つの異なったイメージが入ってしまっているので、どちらのテーマで作るかを決めて、ワンテーマで作り上げるといいです。

写真のところにあるフォントは、人が話しているように見えるので、フランクなフォントでもいいと思います。

■ロゴの扱い

ロゴが詰め込まれてしまっているので、余白を入れてあげましょう。
ロゴにはレギュレーションがあるので、ギリギリに置くのは基本禁止にしている企業が多いです。

上の「スタッフ募集」の文字が大きいので小さくして、写真もワンテーマにすればかなりスペースに余裕が出ると思うので、調整してみましょう。

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