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無料添削デザインスクール #213「バスツアーバナー」

添削

京都バスツアーのバナーですね。
もう特に言うことはないのですが、細かい微調整を書こうと思います。

■文字サイズ調整

装飾など飽きっぽくていいのですが、文字が少し埋もれているので、調整してあげたいです。

万かなの文字周りにスペースが入っていてスカスカしていて一体感がないので、ギュッとまとめて、文字サイズも強弱付けてあげると一体感が出ます。

■オブジェクト配置

背景に丸いオブジェを置くと写真が見えなくなってしまうので、丸いのを使う時は、少し小さめにして文字を少しはみ出させると、オブジェ感はありつつ背景も見せることができます。

目の錯覚ではないですが、右の方が文字サイズ一緒だけど詰まっているように見えますね。

大きくすると、文字サイズは大きいのに背景の丸は小さくできます。
すごい微調整ですが、最後の段階でこのあたりの微調整をしていきます。
デザインOK出てからが細かい調整の戦いが始まります。

OK出ちゃうと入稿するまでの時間も限られるのと、OK出ているからもう触らなくてもいいのですが、最後の細かい調整でクオリティを上げます。

■金額押し

ツアーとか旅行系以外でも、具体的な数字が出てきたら使うといいです。
金額だけでも魅力的に見えることもあります。
デザインぶっ壊れていても効果が出やすいです…

バランス無視して目立つようにしましたが、目立たせるとここじゃなくてもいいかな。
左下かな?

■丸文字

丸に文字を入れるのですが、先にも書いた通り文字に合わせると丸が大きくなるんですよね。
二段になっている時などで上下で文字の長さが違う時は文字サイズ変えてしまうのも手です。

バスツアー大きくしてと言われたら、ここではなくて別のところに入れるとかした方がいいかも。
ツアー内容は詳細で見るからそこまで重要ではないかな?
「ヘリツアーだと思ったのに~」みたいなリッチモンスターはそこまでいないので。

これらをやるとギュッと圧縮されてスペースがまた空くと思います。
そしたらまたサイズを調整する。
これの繰り返しです。

なので、この調整はOK出てからやるくらいでいいです。
確認段階で毎回これやると時間かかるので残業増えます。
ザックリレイアウトで見せて、方向性などのOKもらってから作り込むといいです。
ただ、これを理解しているディレクターでないと勝手に入稿してしまったり、確認段階で3案とも完璧なの出せとか言ってくるので苦労します。
シレっと最後に調整してあげるといいです。

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