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無料添削デザインスクール #249「日焼け止めクリームの商品紹介バナー」


添削

日焼け止めクリームのバナーですね。
青くて清潔感がありますね。

■原色

原色に近い青を使用していますが、原色すぎて目に沁みます。
原色はパワーのある色で目立たせるのにいいのですが、強すぎて多用すると刺激が強すぎます。

分かりやすく強めに色味を押さえました。
右側はちょっとかすんで見えると思うのですが、目に優しい色合いに見えます。

スポイトで抽出してみるとこのくらい違います。
全部をかすませると今度はインパクトがないパステルカラーになってしまうので、ほんの少し原色から遠ざけてあげると見やすい色合いになります。

■かかっているところ

赤い「New」と「プレゼントアイコン」がかかっているところ、紐づいているところに違和感を感じました。

キャッチに「New」が付いているので「徹底美白」の何か新しいものに見えます。
新商品の「New」なので商品の方に移動させてあげると自然です。

プレゼントアイコンも「先着1,000名様」に「ミニボトルプレゼント」という意味なのですが「先着1,000名様」をプレゼントに誤認させるのでミニボトルの方に移動させるか吹き出しじゃない見せ方にするといいです。

■ロゴ

一番見せたいのが商品です。
分かりやすさのためもありますが、メーカーの人のためでもあります。
メーカーの方は自社商品を子供のように思っています。
なので商品が隠れたりすることを極端に嫌がります。
さらに自社のロゴは神だと思っているので、それを雑に扱うと怒ります。

ロゴと商品がぶつかっているので、別のところに移動させたいです。

左側の成分のところがスカスカなので文字などをまとめてあげたら左上に入るんじゃないかな。

■言葉以外の伝え方

「水に強い」書けば伝わりますよね。

まさにその通り。
情報は伝えてあります。

あれ、なんかより強そう。

「画像使ったら反則だよ~!文字色も変えてる~!」

でも、デザインでこれが反則ということはないんです。
ないものを作ったら誇大広告になってしまいますが、よりよく見せることは全部やっていいんです。

「水に強いんです」100回言われるよりも目の前で水バッシャ~かけてはじいてるの見せた方が早いですよね。
デザインにもこの効果があるので、文字だらけになってしまった時に「これ言ったら強いんじゃないか」という要素がより強く言えるように画像などを足すと見た目も変わるに伝わりやすくなります。

「SPF50+」の方がいいだろうとか思いますが、化粧品などの有効成分は出た最初は食いつきがいいのですが、最近の日焼け止めも当たり前のように「SPF50+」が入るようになったので、そこまで有効ではないです。

・コンドロイチン
・コエンザイムQ10
・コラーゲン

よく見ましたけど、今だとそこまで言わなくなりましたね。
厳密に言うと「美白」もNGです。
薬機法(旧 薬事法)で肌が白くなるという表現が全部アウトなので。
どこかに注意文で「※日焼けケアをすることで肌の白さを保てます」とか書く必要があります。
さらにいうと「保てます」もダメ…

言葉で書けないことが多い化粧品なので代用として画像で表現することも多いです。

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