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無料添削デザインスクール #129 超実践型デザインお題添削「北海道チーズバナー」

お題の概要

こちらのバナーお題を元に作っていただいたものです。

添削

ほぼ完ぺきと言うほど課題を理解して作り分けできていますね。
EC系の会社でデザイナーが欲しいと言われたら、このまま紹介できるくらいです。
参考サイトごとに作り分けして頂いたので、ひとつずつ参考サイトを見ながら添削していきます。

■某有名ショッピングサイト

参考サイト https://www.rakuten.co.jp/

あのサイトです。
EC系の仕事で誰もが通る道です。

タイトルの文字が背景と同化してしまっているので、もっと読みやすい色にしたいです。

このくらいのサムネイル表示の時でもギリギリ読めるのが望ましいです。

私はヘビーユーザーなので「送料無料」「50%OFF」「お買い物マラソン」「ポイント10倍」などのワードがあるとそこを見てしまうので特典などはかなり大きく入れたいです。

価格が安くても送料無料以外は見ないという場合もあるので、とにかく特典を大きく入れるといいです。
デザイン性よりもとにかくお客さんの目に引っかかるのが一番重要です。

■ナチュラル系

参考サイト https://sogafarm.jp/

自社サイトがナチュラル系の場合にサイト内に載せるバナーです。

彩度を落としてナチュラルっぽさが出ていると思います。
少し画面が暗すぎるように感じるので、少しだけ明るくして、文字が読みにくい場合は、文字の背景だけ少し暗くするか、薄っすらとぼかしシャドウを入れてあげるといいかと思います。

ギリギリまで明るくしても文字は読めるののと、自社サイトなのでそこまで主張しなくても大丈夫です。
金額のところだけ色を変えて目立たせるだけでもいいかと思います。

ほぼ文句なしなのですが、商品名を大きく載せているところをキャッチに変えてあげたらいいかと思います。

自社サイトまで来てくれているということは、リピーターのお客さんも多いので、その人に商品名を大きく言ってもあまり響かないので「新商品」「新作」「人気No.1」など、リピーター向けのキャッチにしてあげてもいいかと思います。

自社サイトの場合は新規客も大切ですが、リピーターのファンも飽きないようにする工夫が大切になります。

■ホッコリ系

参考サイト https://needs-kashiyuni.com/

牧場や工房の柔らかさで作り分けていますね。
ちょっとポップになりすぎているかな~という印象です。

自社サイトに置く場合はロゴはいらないです。
北海道のメーカーということは別で説明もしているはずなので、なくても大丈夫です。

チーズのイラストは上にもっといいチーズの写真があるので、なくてもいいと思います。

北海道の大地をイメージしているのか緑を使っていますが、チーズと緑ってあまり相性よくないですね…カビてるように見えるからかな?

イラストの色をそのまま期間限定のところで使った方が自然に見えますね。
下の細かい文字もバナーでは読めないので、クリックしたところで読ませれば大丈夫です。

こちらも商品名をここまで大きくする必要はないかと思います。
「新商品」なので、そもそも商品名がそこまで知れ渡っていないはずなので、商品名を言われても「?」になってしまいます。

フォントと色味もチーズの同系色でまとめてあげると柔らかいイメージになります。

商品のロゴがある時はそれを使うのですが、何もないという時の方が多いので、軽く雰囲気で作ってあげるといいです。

■オシャレ系

参考サイト https://snows-winter.com/

奇抜でオシャレ系のサイト。
バナーにも自社サイトのデザイン性を入れてありますね。

写真がスライスチーズなのでそこを変えたらまた見た目は大きく変わると思います。
とろけているデザインはすごい目に止まるのとチーズ感も出ているのでいいと思います。
奇抜な色を使わず、チーズ基本の色だけを使って目立たせているので、完成度が高いですね。

文字の配置がセンター寄りになっているのですが、写真にどんかぶりで写真を変えた時にどう見えるかが心配です。

背景にチーズのアップを入れてシズル感全開でこの文字だったらいいと思います。
普通に下に配置してあげて、日付が細かくて見えないのでシンプルな表記にしてあげてもいいかと思います。

このくらいシンプルでもいいですね。

まとめ

今回の課題の意図を分かってもらえてよかったです。
ひとつの題材から何パターンも作ることはよくあることです。
3案ちょうだいと雑に言われた時も、自分でテーマを決めて3案違うのを作ることもよくあるので、これができるとデザイナーとして重宝されます。

しっかり作り分けができていたので、テーマに沿って作り分けることはできているので、今後は場数をとにかく踏んでレイアウトなどの感覚をつかんでいくといいと思います。

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