無料添削デザインスクール #88「チョコレート通販セールバナー」
添削
毎度おなじみになってきた「こばやす」さんのチョコレート課題ですね。
冬らしさが出ていますね。
■サイズ
バナーの指示書などに700pxとか書かれていると、そのサイズで表示するのかと思いますが、実際表示されるのは300pxくらいが多いです。
最初は文字のサイズなどの感覚が分かりにくいと思いますが、何度か原寸で確認しながら作ると見やすくなります。
実際に700pxくらいで表示されるかもしれないのですが、正方形なので可能性は低いかな。
スマホの解像度が高いので2倍くらいのサイズで作ることが多いです。
解像度が高くても文字サイズが小さいとスマホだと小さい文字はほぼ読めなくなってしまいます。
文字サイズもことも考えながらデザインを組みましょう。
■デザイナーの苦しみ
文字間が広く取ってあって、優雅な感じになっていますが、バナーは見やすさ重視です。
・デザイン性が高くて効果が出ないバナー
・デザインがダメダメで効果が出るバナー
間違いなくデザインダメダメでも効果が出る方を先方は選びます。
デザインなんて効果が出れば何でもいい。
そんな一面を持っているのがバナーです。
デザイナーはカッコよく作るのも仕事ですが、効果を出す。
問題を解決するのが仕事ということも頭に入れながらデザインしましょう。
時にはやりたくない修正やわざとダサくする修正なども来ます。
このくらいの大きさにするといいです。
某ショッピングモール風な修正が入るとこんな感じになります。
臨機応変に対応する技術がデザイナーには求められます。
WEBデザインは他のグラフィックデザインよりも短期的で即効性のあるデザインを求められることが多いです。
チラシなどは、後で見るができますが、WEBの場合は今すぐクリックしてもらわないと二度と表示されないということがあるからです。
目の前のお客さんに興味を持ってもらえるように分かりやすく直感的なデザインにすると、ダサくても重宝されます。
グラフィックデザインの仕事がメインの制作会社に入る場合はいらないスキルにはなります。
バナーやWEBの仕事はデザイン性が低いとバカにされることが多いのですが、目の前のお客さんをゲットする技術は高いです。
お題
こちらのバナー課題は、こばやすさん(@kobayas_s)のバナーお題です。
良質なお題がたくさんあるので、お試しください。
自分で課題を考えると大変なので、実務に近いプロが考えたお題を作ると成長も早いです。
WEBデザイナーになりたい方は、トレースよりもお題をお勧めします。
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