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進化する「音声認識」がコミュニティ運営の効率化に一役!?

こんにちは。イーライフのアドバイザー水野です。
私は、この「企業コミュニティのちょっといい話」以外に、翔泳社のWebマガジンMarkeZineでも「Withコロナ時代、一歩先行く企業コミュニティの共創最前線」という連載コーナーを担当させていただいています😊

先日、最新号の西川株式会社編が公開されましたが、その取材の際のメモ作成📝に音声認識ソフトを活用してみました。音声認識の精度はというと、ところどころ意味不明の部分もあり、「こんなものか💦」くらいのレベルでした。

ひと口に音声認識ソフトと言っても様々な種類が存在し、それぞれ強みも異なるので、用途に合わせて使い分けたいところ。
例えば Nottaという音声認識ソフトには意外な特技があって、 Nottaアカウント自身が、ZoomやTeamsといった Web会議にbotとして参加し、会議の音声やりとりを文字起こししてくれます。また、複数の参加者がいても、発言者ごとに区切った文字起こしも可能。Web会議を録画した場合は、映像の頭出しとして使うのも便利かもしれません👍

コミュニティ運営でも、時には議事メモを残さなければいけないシーンはあると思います。こういったツールで効率アップさせるのもひとつの手ですね✨

最先端の企業では、音声認識はどのような使われ方をしているのでしょうか。ちょっと調べてみると、私が実験したような会議の議事メモ作成📝をはじめ、コールセンターの自動応答📞などに対してソフトウェア・ソリューションを導入することが多いようです。

そんな中、面白いソリューション・サービスを展開している企業を発見しました。Hmcommという産業技術総合研究所発のベンチャー企業では、AIを用いた音声認識処理と自然言語解析処理のほか、革新的な「異音検知」サービスの提供も行っています。これは、通常の音と異常音を聞き分けて、異常が生じた際にアラート⚠を発信するというもの。特に興味深かったのが養豚場🐷における活用で、豚の鳴き声(咳・くしゃみ等)から異常を早期発見し、感染症予防や現場の省人化に役立てているのだそうです。

異音検知の活用シーンは多種多様です。養豚場🐷の事例以外にも、パイプラインの詰まりの予知やインフラ設備の検査効率化、デジタルサイネージの前を通過する人🚶‍♂️の歩行音から広告の視認率を算出するなど、いろいろなユースケースが紹介されていました。

新しい技術が次々登場する今の世の中。実用化に至らず消滅するものもある一方で、この音声認識のように実用化段階に入り、暮らし方や働き方を一変するものも出てきているのですね🌈 一般のマーケティング業務はもとより、コミュニティ運営も効率化できる可能性を秘めていますので、どんな使い方ができるか、想像してみるのもよいかもしれません😀