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RAMEN@中野:180706-NOODLE DINING 鵺

異邦人にとって、中野北口エリアの路地はちょっとした迷宮。

雨の日。重度の方向オンチが通常運転し、普通に逆走して見慣れない路地に迷い込んだ。うろうろしていたら、看板が目に留まったミュージックカフェの隣に、おしゃれバーみたいなラーメン屋さんがあると気付いた。

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なにこの隠れ家的な……看板を見てみると、「鵺」(ぬえ)との読みづらい名前のお店。店外に賞歴と雑誌の紹介記事が貼ってある。ざっと読んでから入った。

鶏白湯で有名なお店らしく、内装がまるでバーのようなわけは、もともとバーだったからだ(83へぇ)その日にはなんとなく卵が食べたいので、特製鶏白湯そばを頼んだ。

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美しい。

マスター(?)の接客は親切に丁寧。チャーシューを炙る段階で溢れる香りだけでもう幸せな気分になれる。スープが実においしい。

そして半熟卵の出来具合を見てものすごくびっくりした。この絶妙な固さは一体どうやって……うむ、大好き。あとで撮った写真を確認したら、断面の美しさはもはや芸術品。すばらしい。

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あとメニューにある「キム玉ごはん」もすごく気になるが、体重も気になるので……今度シェアできる誰かさんを連れてこられたらまた頼もう。

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書いててふっと「鵺」って「夜の鳥(鶏)」の意味なのかとハッとする……とにかく彼女や奥さんを連れていくと(よほど食にうるさい人でなければ)喜んでくれる店だと思う。

ロサンゼルス在住だが、仕事でプライベートでよく東京に来る友人がいる。彼も自分とほぼ同じような感じで、そのバーのような雰囲気に惹かれ、入店したらすっかり虜になったと。それから毎回東京に来る際には、ひとりでも知り合いを連れても、できるだけ鵺には訪問するみたい。そんなにこの店が好きなのかと聞いたら。

「ウィスキーも飲めるからな」

だって。

異邦人をも誘い込む魅惑な鵺、また行きたいね。

NOODLE DINING 鵺
164-0001 東京都中野区中野5-36-14

撮影時間:2018年7月6日
注文内容:特製鶏白湯そば

同情するなら金をくr……あ。いいえ、なんでもないです。ごめんなさいご随意にどうぞ。ありがとうございます。