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6. 移住のきっかけ

こんにちは。山口県長門市湯本のComeShineです。
今日は、移住のきっかけについて書きます。

湯本に移住することを決めた当時、
私は、イギリスのブリストル、というまちに住み、
大学院の博士課程にいました。
都市再生学のPhD studentとして、
博士論文の執筆をしていました。

前年2020年に、アジアで始まったコロナ禍が、
イギリスにも広がり、ロックダウンが実施され、
大学も、研究室も閉鎖。
論文監督の先生達にも会えません。

社会生活はほぼ成りたたず、
「ここにいる意味があるのかな?」
と思っていたら、母の具合が悪くなり、
一旦、日本に戻ることにしたのです。

母は、私が帰国する数日前に亡くなりました。
大好きな四条河原町の自宅で、姉に看取られ、
89歳の大往生でした。

一ヶ月ほど、母の遺品の整理や、
姉の引っ越しを手伝った後、
「どこに住もう?」と考えたとき、
長門湯本が、ひょいっ、と頭に浮かびました。

知人の建築家が、湯本温泉の再生に関わっていて、
Facebookに彼がアップしていた、リノベーション物件や、
まちのコンセプト「オソト天国」にとても惹かれました。
多動症の私は、オソト大好き。

また、執筆中だった博士論文のテーマが、
「人口減時代の都市再生」だったので、
再生されつつあるまちを体感するのも、
オモシロそうだ、と思ったこと。

で、ほぼ直観的に、下見もせずに、
「湯本に住もう!」と決めて動き出しました。

明日に、続く。

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