見出し画像

8. 山口県長門湯本に移住する(2) 2024年5月19日

こんにちは。山口県長門市湯本のComeShineです。
移住Storyその2。

ジュネーブに暮らしていたときは、
広い公園に面したバルコニーのあるアパートを借りていた。
レマン湖にも、職場にも歩いて5分。
 
ヌシャテルでは、
一軒家のアパートを借りた。
窓から見えるのは、
広がる草原と、馬とポニーだけ。

Le Bois-Rond, Neuchatel, Suisse

ブリストルでは、
もっぱらシェアハウス。
大きなお家に多様な人が、一緒に暮らす。
思いがけないご縁ができる場所。
 
湯本でもシェアハウスに住めたらいいな、
と、思っていたら、あった、あった。
みかん荘。
 
美祢線のスグ傍、
大きな夏みかんの木がある古民家を、
リノベしてできた、みかん荘。

みかん荘の夏みかんの木と美祢線

私が移住を決めた当時、
みかん荘のお部屋が一室だけ空いていて、
目出度く入居が決まった。
 
静かな場所が好きな私、
線路の傍で、大丈夫かな?
と、不安ではあったが、
杞憂に終わった。
 
美祢線は、単線で、上下合わせて、
一日に十本も走らない。
しかも、車両は、一両。
瞬時に通り過ぎてゆく。
 
5時半が始発、その次は7時頃、
最終は21時頃。
美祢線が、時計代わりになった。
 
一両で、コトコト走る姿や、
トンネル付近で、鹿よけに鳴らす警笛が、
私の暮らしの一部になった。
 
美祢線は去年の大雨で、
不通になってしまったけれど、
近頃は、このトンネル付近の景色が、
SNS上で話題になって、
色んな方が、写真を撮りに来られる。
 
様々な、構図に、様々のポーズ、
楽しそうに写真を撮られる方々を、
みかん荘の裏庭に置いたテーブルから、
愛猫のJulianoと眺める。
幸せな一時。
 

猫とトンネルは相性がいい

みかん荘のスグ下、音信川沿いには、
よろず屋さんの「とらや商店」が、ある。
これが、素晴らしいお店なのだ。
 
明日は、とらやさんの話を書こう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?