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【日記】グライダー、清流、祭り。霧ヶ峰を一人旅した

昨日、霧ヶ峰に行った。

霧ヶ峰

僕の自宅から車で約30分。
これほど素晴らしい場所に近いところに住むことができて幸せだと思う。

霧ヶ峰に行くのはもう5度目くらいになる。
これぞ「高原」というべき素晴らしい景色がそこにある。

ビーナスラインという無料の道路で最高ドライブができるため、たくさんバイクのツーリング客や普段見ないような変わったスポーツカーやクラシックカーをよく見かけた。

霧ヶ峰で乗り物は車やバイクだけじゃない。
霧ヶ峰には、馬がいる。


そして、グライダーが大空を舞う姿も見ることができる。
これぞ非日常だなと思う。

グライダー

霧ヶ峰ときいてエアコンを思い出すかもしれない。
そう。霧ヶ峰というエアコンは、この実在する美しい高原から名前をとっている。
それほど空気が綺麗。
真夏に行っても少し肌寒いほどだ。
晴れていれば、陽が暖かいので、なんともちょうど心地よい気温だ。

霧ヶ峰は、意外といろんな方面から訪れることができる。
僕は、原村から近い茅野の方面から訪れた。
他には八ヶ岳の反対側の上田方面、美ヶ原の奥の松本の方面、車山や白樺湖の方面から。
いろんな方面から訪れることができるので、観光客の車のナンバーの地域もいろいろだ。

昔のウィンドウズの壁紙、黄緑色の丘と真っ青な空の特徴的な景色。
そんなようなシンプルで爽快な景色が広がっている。
シンプルで単純な景色もよく見ると、珍しい植物で構成されていることに気づく。
春・夏・秋と多種多様な高原植物が咲き乱れるという。
まだ僕は見たことがないが、冬は一面の雪原。

廃屋までも美しい

9月下旬ということで、すすきがたくさん生えてた。
すすきの穂に太陽光がきらめいて、とても幻想的だった。

太陽の光を反射するすすきの穂

今回は霧ヶ峰の恋人の鐘があるところから少し冒険して、今までいかなかったところまでいった。

霧ヶ峰グライダーふれあい館

偶然、グライダーが着陸するところと飛び立つが見れた。
グライダーの滑走路から少し進むと、グライダーの保管庫みたいな施設が。
新海誠監督の「雲のむこう、約束の場所」に出てくる、飛行機の工房を連想した。

グライダーの保管庫

喫茶店 霧夢の近くの清流

そもそも霧ヶ峰に本を読む場所を求めて来たんだけど、意外と人が多くていい場所がないと彷徨っていた。
GoogleMapのマグカップのマークに引き寄せられて車を停めた場所のすぐ横には本当に清流が流れてた。
そこに長靴に履き替えて、お気に入りのキャン子を川の浅いところにおいて、本を読んだ。
外山滋比古の「思考の整理学」、水の中に落としてしまった。

清流の浅瀬にキャンピングチェアを置いて読書

八ツ島湿原

昨年3月にも訪れた場所。
時間があったので一周してみた。
木道を歩く。尾瀬を思い出す。
人がいない場所では走った。
いくつかある池に反射する西日が綺麗だった。

木道を駆ける

旧御射山神社

八ツ島湿原からコースタイムで1時間くらいにある神社。
社は小さかったけど、神秘的なものを感じだ。
目の前の芝の中を、沢が流れていた。
このあたりからは縄文時代の遺跡が見つかっているみたい。

蓼の海公園

霧ヶ峰から降りていく途中に大きめの池があったので立ち寄った。
静かな場所。釣り人と松の香りと紅葉。
東山魁夷の絵画に出てきそうな池だった。

静かな蓼の海(たてのうみ)

そして…

八剱神社

霧ヶ峰から降りたら、もうそこは上諏訪の繁華街。
セブンイレブンに車を停めて小腹を満たしていると、祭りのはっぴを来ている人を何人も見かけた。
ピンときて、八剱神社まで歩いた。
路上で巨木を囲むはっぴ姿の人々がいた。
御柱祭だ!境内に向かって歩くと、他に2本の巨木をみつけて、それを引っ張っている様子をみることができた。

八剣神社(やつるぎじんじゃ)と御柱祭(おんばしらさい)

上諏訪温泉

上諏訪といえば温泉。(と日本酒?)
結構歩いたし、上諏訪温泉によることにした。
310円を支払い、硫黄のような温泉特有の匂いがする湯船に浸かり1日の汗を流した。

帰りにスタバに寄って、焼き芋ブリュレフラペチーノ飲んでちょっと作業した。

焼き芋ブリュレフラペチーノ


やることなんにもできてない。
だけど充実感。
もっと頑張ろうと思った。