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はじめて上高地を歩いた

上高地が素晴らしかった。

4月の下旬、週末にひとりで上高地に行ってきた。
上高地には、ずっと行きたいと思っていた。

僕は、旅を続けないといけない性分になってしまったみたいだ。
少しの暇さえあれば、Googleマップを眺めては旅先を探している。

蒼色の川が流れ、万年雪の残る山々に囲まれた土地。
ずっと行きたいと思いつつ、やっと行ける行く機会を見つけることができた。

そもそも行くまでが大変

4月下旬の上高地

そもそも上高地はかなり行くのが大変だ。
ちょっと複雑でわかりにくい。

マイカーで直接行くことができない。
専用のバスかタクシーで行くしかない。

冬の11〜4月は立ち入ることができない。
ほぼ半年間だけしか開かれていない秘境なのだ。

上高地には、岐阜県と長野県の県境にあって、幾つものトンネルとダムを越え、やっとの思い出辿り着く。
途中で凄い岩肌が剥き出しのところもあれば、湯気のような沢が湧き立っている場所もある。

上高地へ到着

上高地と呼ばれるエリアは、川に沿って続くため、縦に長い。
梓川あずさがわの下流のほうの大正池から、上流のほうの明神池まで散策しながら歩くと3時間くらいはかかるだろうか。

僕は、大正池から河童橋までを歩いた。

大正池のバス停に降り立つ。
数十秒で森を抜けて川岸に立つと、驚くべき絶景が見ることができた。

大正池

透き通った蒼い川。
雪の被った山。
おとぎ話に出てきそうな森、木々。

透き通っていて水に浸かってるかぱっと見わからない

川に触れると本当に冷たい。
僕は思い切って足だけ川に入ってみる。
とっても冷たい。

蒼い梓川

4月の下旬だったが、下界の2ヶ月遅れの気温。
寒かった。

森を木道で歩く

大正池から河童橋までゆっくりと歩いた。

ニホンザル

途中でニホンザルがいた。
蒼い川、深い緑、野生の猿、現実離れしている。

河童橋

河童橋まで行くと人が多かった。
ホテルやお土産屋さん、バスターミナルなどがあり、上高地で河童橋エリアが一番大きな拠点となっている。

河童橋から焼岳

親子連れやカップルなど都会から遠方から来たんだろうなという観光客の方がとても多い。
こんな秘境まで来るとはセンスがいい。

穂高岳と梓川

「屋外美術館」と思えるくらい美しい、本当に美しい空間であった。

足早に上高地を後にした

本当は明神池まで行きたかった。
しかし、上高地の近くにある秘湯、白骨しらほね温泉「泡の湯」の湯が13時30分までしかやっていなかったので、名残惜しいが足早に上高地をあとにした。

https://www.awanoyu-ryokan.com/sp/gairai.html
白骨温泉 泡の湯(画像は公式HPから)

僕は去年から同じ長野県に住んでいる。
また来る機会はあるだろう。

本当に素晴らしい体験ができた。