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72 子どもたちの自由な発想を縛っているものはなんだろうか。

美術 自分にとって価値のあることを絵にして表現しよう
に取り組んでいる。テーマが決まらない子が意外と多い。
国語科でもあまりここまで深く自分について考えながら作文しないようだ。そもそも自分の大切にしている価値観って何だろう?ということについて、改めて考える経験が少ないのかもしれない。

そこで表現技法を紹介したYOUTUBEを作業しているときに流す。やってみたい表現技法を見つけて、そこから発想を得てテーマを決めていってもいいよね、ということで。


大抵は「こんなことやっていいんですか?」と言われる。
僕はいつも「え?この時間は美術でしょ。」と内心思ってしまう。美術の時間ですら、自己検閲になってしまっている。子どもたちの自由な発想を縛っているものはなんだろうか。

今日も下塗りをして、乾くまで次の作業ができなかった子がいた。もしも、次の時間が数学だったら乾くまでの時間に数学の問題を解けばいいのにな。そして、乾いたら・・・、数学に飽きたら・・・また美術に戻る。そんなことを夢想する。