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ドークケーオ | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介[011]

こんにちは、ゾウの村の住人です!
今日はスリン県の失業ゾウ、ドークケーオを紹介します。

ドークケーオは、スリン県生まれの19歳のレディです。
コロナでスリン県に戻ってくるまでは、チョンブリー県の観光施設で働いていました。

チョンブリー県でドークケーオはゾウ使いのペーンさんと一緒に働いていました。ですが、勤めていた観光施設が観光客の減少に伴い閉業することとなったため、ドークケーオとペーンさんはスリン県に戻ってくることとなりました。
ペーンさんは、ドークケーオのためにゾウ舎を建て、村でドークケーオの食糧を運搬するために新しいバイクを購入しました。

現在は、ペーンさんは、奥さんと四人の息子さんの助けを得ながらオンラインでの果物販売を行ってドークケーオの食費や家族の生活費を賄っています。まれにファンが寄付金を送ってくれることもあり、なんとか最低限の生活が出来ているそうです。特にゾウのことを想ってくれているファンがドークケーオのおやつとなる果物を購入するための寄付金を送ってくれることを、ペーンさんとご家族は本当に有り難く思っているとのことです。
主食となる多年草については、家族の土地で栽培を始めました。しかし、それだけでは足りないので、ドークケーオの健康のためにも果物だけではなく多年草も購入することを検討しているそうです。

ドークケーオのYouTubeでは、村での彼女と家族の日常を見ることが出来ます。
この動画↑では、ドークケーオがゆったりと水浴びを楽しみ、お母さんに呼ばれて返事をしながら駆けつける様子が記録されています。
なんでもない日常の風景ですが、ドークケーオとペーンさんのご家族が温かい関係を築いているのが伝わってきます。

ペーンさんによれば、ドークケーオはペーンさんの地元に帰ってきてから、ペーンさんの家族や他のゾウに以前よりも甘えるようになったそうです。
それもあって、ペーンさんはこれからもドークケーオと家族と一緒にスリンの自分の家で暮らしたいと思っているとのことです。来年、スリン県内のプロジェクトの空き枠が出たら応募して、抽選に参加したいと考えているそうです。

以下、ペーンさんからのメッセージです↓↓↓

「いまはドークケーオの健康状態をよくするためにも、どのように十分な量の多年草を確保するか検討を重ねています。自給できたら一番良いのですが、土地の広さや土壌の関係で難しいのが現実です。ですので、ドークケーオをはじめとするゾウのことを本当に想ってくれている方々の寄付金には助けられています。ゾウの食費や水道代を捻出するために経済的なご支援を頂けましたら幸いです」

ぜひドークケーオを動画の視聴やライブ配信の投げ銭で応援してください!

ドークケーオのYouTubeチャンネル↓
最近はYouTubeのライブ配信をメインに活動しているとのことです。

ドークケーオのFacebookページ

ドークケーオのTikTok


なお、スリン県・ブリラム県の失業ゾウ実態調査・支援チームでは、noteのサポート機能(下の方に表示されています)を通じた失業ゾウへの支援金も受け付けております。ソーシャルメディアや支援へのアクセスがなく、困難な状況にある失業ゾウたちの支援を行いますので、ご協力いただけましたら幸いです!

次回の失業ゾウは、リンリーとスパンサーを紹介します!

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