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スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介

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タイ東北部スリン県・ブリラム県に暮らす失業ゾウたちを支援する記事を集めたマガジン。失業ゾウ実態調査のアンケートから得たデータをもとに、失業ゾウと生きるゾウ使いたちが運営するYou… もっと読む
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2022年12月の記事一覧

リンリー&スパンサー | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介 [012]

こんにちは、ゾウの村の住人です! 今年も残すところあと数日となりました。ゾウの村の住人であるオヤジは新しくはじめたことにかかりっきりで、一方Tomokoは調査先の業務が忙しく、それぞれ「もうクリスマス終わっちゃったの?」というくらいドタバタした日々を過ごしています。 ちなみに、今年はゾウの村のいたるところで、クリスマスにちなんだイベントが行われ、YouToubeやFacebookなどでライブ配信されていました! サンタクロースの衣装を着てイベントに参加している失業ゾウたちも

ドークケーオ | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介[011]

こんにちは、ゾウの村の住人です! 今日はスリン県の失業ゾウ、ドークケーオを紹介します。 ドークケーオは、スリン県生まれの19歳のレディです。 コロナでスリン県に戻ってくるまでは、チョンブリー県の観光施設で働いていました。 チョンブリー県でドークケーオはゾウ使いのペーンさんと一緒に働いていました。ですが、勤めていた観光施設が観光客の減少に伴い閉業することとなったため、ドークケーオとペーンさんはスリン県に戻ってくることとなりました。 ペーンさんは、ドークケーオのためにゾウ舎を

ナーサー&クワンチャイ | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介 [010]

こんにちは!ゾウの村の住人です。 今日はスリン県の失業ゾウ、ナーサーとクワンチャイを紹介します。 ナーサーは19歳のレディ、クワンチャイは10歳の男の子です。 ナムさんがゾウ使いとして二頭の世話を行っています。 ナーサーとクワンチャイは、コロナ前にはチョンブリー県の観光施設で働いていました。ですが、コロナの影響で観光施設が閉業することとなり、収入も暮らす場所もなくなったため、スリン県のナムさんの元に帰ってくることとなりました。 二頭が戻ってくる際に、ナムさんは彼らの健康

タイ東北部ゾウ使いの家でのホームステイ<バーン・チャーン・ハイ> | ゾウの村 ランブル日記 by Tomoko

サワディカー、ゾウの村の住人です! 先日開催されたスリン象祭りは、国外からの観光客も多く、コロナ前のように大盛況でした。 さて、象祭りはスリン市街地で開催されましたが、以前ご紹介したように、スリンのゾウたちは本来「ゾウの村」と呼ばれる地域で暮らしています。 コロナ前、この地域ではタイ国政府観光庁などによって、地域ビジネスとして「ホームステイ」が推進されてきました。 パンデミックの影響で、活動を継続することが出来ない状況が長く続きましたが、今年の夏頃から徐々にゲストの受け入れ

ブンチュワイ&ワンディー | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介 [009]

サワディカー、ゾウの村の住人です! 今日はスリン県の失業ゾウ、ブンチュワイとワンディーを紹介します。 二頭のゾウ使いであるスワイさんは、今回の失業ゾウ実態調査・支援に尽力してくださっているお一人です。後日、別の記事で、スワイさんのお宅でのホームステイやゾウとの水浴びなどのアクティビティについても紹介する予定なので、楽しみにしておいてくださいね! ブンチュワイは44歳のおばあさんゾウ、ワンディーはゾウ使いのスワイさんの家で生まれた10歳の女の子です。 スワイさんの家にはブ

ナムペット | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介 [008]

サワディカー、ゾウの村の住人です。 今日はスリン県の失業ゾウ、ナムペットを紹介します! ナムペットは北タイ生まれの女の子ですが、正確な年齢はわからないということです。 ナムペットは、ゾウ使いのシッティさんが世話をしています。 コロナ前まで、ナムペットはスラタニー県の観光施設で働いていました。 ですが、パンデミックの影響で観光施設が閉鎖となり、収入も、住む場所も、食糧もなくなったためスリンに戻ってくることとなりました。 ナムペットがスリンに戻ってきて日差しに晒され続けるこ