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リンリー&スパンサー | スリン・ブリラムの失業ゾウ紹介 [012]
こんにちは、ゾウの村の住人です!
今年も残すところあと数日となりました。ゾウの村の住人であるオヤジは新しくはじめたことにかかりっきりで、一方Tomokoは調査先の業務が忙しく、それぞれ「もうクリスマス終わっちゃったの?」というくらいドタバタした日々を過ごしています。
ちなみに、今年はゾウの村のいたるところで、クリスマスにちなんだイベントが行われ、YouToubeやFacebookなどでライブ配信されていました!
サンタクロースの衣装を着てイベントに参加している失業ゾウたちもいたので、失業ゾウを応援してくださっている皆様はもしかしたらご覧になられたかもしれません。
さて、今日は、今年最後の失業ゾウ紹介記事となります。スリン県の失業中の親子ゾウ、リンリーとスパンサーを紹介します。
リンリーは22歳のお母さんゾウです。
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スパンサーはやんちゃざかりの2歳の女の子のゾウです。
![](https://assets.st-note.com/img/1672138584602-k0WgoP3AF4.jpg?width=800)
リンリーとスパンサーのゾウ使いであるムーさんは、コロナ前までは二頭と一緒にチョンブリー県の観光施設で働いていました。
観光施設がコロナで閉業することとなったため、スリンに帰ってきたムーさん。いまは、リンリーとその子供であるワンディーとスパンサーの三頭とともに暮らしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1672139042035-wTcMlJEVBk.jpg?width=800)
リンリーは特にスパンサーのことが心配でたまらず、ムーさんとその家族はどのように子離れさせるかに頭を悩ませていました。ですが、最近はやっと適切な距離をとれるようになったということです。
それでも、スパンサーもワンディーもお母さんのことが大好き!一緒にいれば甘えられるだけ甘えます。
スリンに帰ってきてからゾウたちと自由に過ごせる時間が増えたことで、ムーさんはゾウたちと以前よりも親しくなったと感じているそうです。
ゾウたちが遊ぶ時間も増えました。
ワンディー、スパンサー、リンリーのYouTubeチャンネルでは、ワンディーとスパンサーが思いっきり遊ぶ様子を見ることが出来ます!この↑動画は、スパンサーがはじめて水遊びをする姿が映し出されています。このはしゃぎようは、よっぽど嬉しかったんでしょうね!ワンディーもつられてはしゃいでいるのが可愛いです。
現在、ムーさんとご家族はライブ配信やオンライン果物販売をして生計を立てています。
主食の多年草やおやつの果物のほとんどを外部からの購入に頼っており、食糧の確保が一番の課題になっているそうです。多年草に関しては自給できればと思っているそうですが、土地が確保出来ても遠くであるなどの理由で、実現には程遠いということです。
今後については、以前いた観光施設が既に閉業してしまったので、まだどうするかは決めていないそうです。ですが、三頭が一緒にいる姿を見て、できればスリン県で家族で暮らすことが出来ると良いと考え始め、来年度のスリン県内のプロジェクトへの応募も考えているそうです。
以下、ムーさんからのメッセージです↓↓↓
「もし直接ご支援を頂けますようでしたら、ゾウの食糧に関する支援をお願いしたいです。元々この地域では植物が育ちにくい上に、コロナ前ですらゾウの食糧を完全自給できていませんでした。そこに失業ゾウも加わり、ゾウの食糧を探すことはとても困難となっています。また、私たちはいまはYouTubeチャンネルで動画やライブ配信をして生計を立てています。どうか私たちのチャンネルを、日本のみなさまのご家族やお友達にも紹介してください」
ぜひ、動画やライブ配信の視聴、投げ銭などでリンリーとスパンサーを応援してください!
リンリー、スパンサー、ワンディーのYouTubeチャンネル
リンリー、スパンサー、ワンディーのTikTok
ワンディーとスパンサーのFacebookアカウント(友達申請しなくても見ることが出来ます。基本的にはYouTubeにアップした動画のお知らせで使っているそうです)
なお、スリン県・ブリラム県の失業ゾウ実態調査・支援チームでは、noteのサポート機能(下の方に表示されています)を通じた失業ゾウへの支援金も受け付けております。ソーシャルメディアや支援へのアクセスがなく、困難な状況にある失業ゾウたちの支援を行いますので、ご協力いただけましたら幸いです!
次回の失業ゾウは、マリを紹介します!
よろしければ失業ゾウの支援のためにサポートをよろしくお願いいたします!いただいたサポートは困難な状況にある失業ゾウの支援のために使わせて頂きます!