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ふるよにを始めるなら今がチャンス! ゆるよにサーバー管理人ikariさんにインタビューしてきました
どうもエレクリのNewonです。
最近「桜降る代に決闘を」というボドゲにはまっています。
なんと最近できたふるよにのフリー対戦ができるdiscordサーバー、「ゆるよにサーバー」に参加させていただいて、暇があれば決闘三昧です!
今回はそんな「ゆるよにサーバー」の管理人ikariさんにインタビューをしてきました!
少々長くなりますが、ぜひぜひ読んでください。
「桜降る代に決闘を」ってどんなゲーム?
![](https://assets.st-note.com/img/1675328801608-ca6QOvRoRU.png)
「桜降る代に決闘を」(以下、ふるよに)とはBakaFire Partyさんから出ている2人対戦ボードゲームです。
お互いに2キャラクターずつ選び、組み合わせてシナジーなどを狙いながら戦います。
(ガンナガンにちょっと近いかもしれませんね)
ただ、最大の特徴は何といってもデッキ7枚に切り札3枚と、合計10枚しかゲームで使わない点です。
相手の選んだキャラクターを見てから、合計10枚のデッキを構築する眼前構築というシステムも他には類を見ません。
また、間合という特徴的なシステムは、実際に武器を振って決闘をしているような感覚にもなります。
インタビュー
今回は、「ゆるよにサーバー」を運営をされているikariさんにたくさん話を聞かせてもらいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1675343490595-2XZP7B8oqu.jpg)
「ゆるよにサーバー」管理人。
ふるよに歴3年。好きなメガミはサリヤ。
ブログにて「ふるよにデッキ辞書」などを執筆。(リンクはこちら)
以下、インタビュー。
――ikariさんから見て、「ふるよに」というゲームの魅力は何ですか?
まず、とにかく面白い。神ゲーですよね。
カードの少なさや基本動作が一定しかできないなどシンプルなつくりだけど非常に奥深いというところが大きな魅力だと思っています。
少ないカード数でなんでこんなに面白くできるんだろう、すごいなっていつも思っています。
双掌繚乱、眼前構築、桜花決闘という流れがありますけど、すべてに奥深さがあってやりこめるんですよ。
無限にできるのがすごいなって。
他にも、メガミが魅力的ですよね。
メガミが今24柱いて、みんな誰かしらは好みに刺さると思うんですよ。
メガミがみんなカッコよくて可愛くて、素敵です。
大きくは「奥深さ」と「キャラクター」の二つが魅力だと思います。
加えて、公式の熱量が高いことも上げられます。
ゲームの改善のために熱量を惜しまないところが作品への愛をすごく感じます。
「ゆるよにサーバー」でもそうですが、色々な人と対戦すると皆さん作品のことが大好きで、優しいし、色々教えてくれる。
プレイヤーがすごい温かいというのも大きな魅力の1つです。
――これから「ふるよに」を様々な人に知ってもらいたいと思っていますが、どのような人ならハマると思いますか?
例えば、1つのゲームをやりこみたい、研究したいという気持ちがある人とか毎回違った面白さを楽しみたい人とか。
「ふるよに」って毎回ゲーム展開が違うじゃないですか。
メガミの組み合わせはもちろん、同じ組み合わせでも違う戦いが繰り広げられることは大いにあって、毎回違った楽しさがある。
また、買い切りのゲームとして長く楽しみたい人には絶対おすすめだと思うんですよ。
買い切りってすごく大きいと思っていて、お金をたくさんかけてレアカードを集めて戦うのもカードゲームの楽しみの1つだと思うんですけど、「ふるよに」は1回買えばカードプールすべて揃う。
全部揃えようとすると合計4万しないくらいで、薦めやすさはあると思います。
「これ買えば全部だよ」って言えるのは大きい。
あとは「俺に神ゲーを教えてくれ」という人にも。
面白いゲームやりたい人にはとにかくおすすめ。
――「ゆるよにサーバー」の特徴は何ですか?
対象メンバーを制限しているところが一番大きいと思います。
「ふるよに」のdiscordサーバーは「熱帯部屋」含めてだれでも参加できるものが把握してる限り4つほどありますが、「ゆるよに」に関しては絞っています。
「ふるよにをカジュアルに楽しめるマナーを守れる中級者以下のプレイヤー」というように制限しています。
カジュアルというのは、大会でたくさん優勝したいとか、勝ちたいとか、競技志向より、普段のフリープレイで勝ったり負けたりの「ふるよに」を楽しみたいという考えのほうが明確に上回るプレイヤーというふうに定義しています。
マナーはみんな守れますが、特に「ゆるよに」では厳しめに、プレイ中の言葉遣い、感想戦や雑談中の配慮はお互いに気を付けてもらっています。
「中級者以下」とは始めたてのプレイヤーから大会での優勝回数が5回以下という、あくまで「ゆるよに」においての定義ですが、このようなプレイヤーを対象に、似たような練度の人とマッチングできるような環境を作っています。
上級者にあたる人については申し訳ないですが、参加をお断りしています。
――設立のきっかけになった出来事などありましたら教えてください。
忘れもしない8月20日のことですが、晩夏の大決闘祭という大規模大会でのことです。
スイスドロー式なので同じくらいの相手とマッチングしますが、負け続けた結果、0勝から2勝くらいの人たちで雑談をしていました。
そこでWさん(現ゆるよにサーバー副管理人)が「初心者向けのふるよにコミュニティ欲しいよな」って言っていたのがきっかけです。
それまでは1ミリも考えていなかったです。
それから色々考えて、ビギナーから中級者くらいの人同士で「ふるよに
」を楽しんで、当時は切磋琢磨できる環境はあってもいいと思っていました。
そこから1週間くらいで運営方針を立て、環境整備をして、モニターメンバーを募って「ゆるよに」をスタートさせました。
――ゆるよにサーバーでは普段どのようなイベントや企画を行っていますか?
数えてみたら6個あったので紹介します。
1つ目は「ゆるよにオリジン対戦会」です。
これは私が主催しているビギナー向け企画です。
毎回メガミを3柱ランダムに決めて、そこから必ず1柱選ぶ通常選択の対戦会です。
今まで5回開催していて、月1か2くらいでやっています。
2つ目は「ゆるよにアキナ研究会」というものを9月にやりました。
メガミ・アキナのプレリリースが行われた2日間限定で、「アキナ特化期間」としてアキナ研究用のスレッドを用意してメンバーによる気づきの共有や雑談をしました。
3つ目は「ゆるよにクリスマス対戦会」です。
昨年のクリスマス、12/24と12/25の2日間限定でクリスマス限定のレギュレーションによる対戦期間を設けました。
変則通常選択による対戦で、2試合目以降は前の試合に自分が選択したメガミと相手が選択したメガミからそれぞれ1柱選ぶというものです。
メガミのプレゼント交換というイメージですね。
2日間で多い人は7試合、11試合もやっていました。
4つ目は「ゆるよに成長戦」というものを最初に実施しました。
「ふるよにTRPG成長戦」というものが公式から出ていて、「ふるよに」をTRPGぽく楽しめるものです。
これを「ふるよにボードシミュレーター」で遊べるようにメンバーのJさんが改変を加えたものを用いて、企画として実施しました。
これはまだ第0回しかやっていないので、第1回がまた行われるかもしれません。
5つ目は「絡繰メガミに挑戦」です。
これはメンバーのVさんが作ったふるよにのソロプレイモードのようなもので、しっかり考え込まれていて面白く、その上で難しい。
今までにvsユリナとvsカムヰの2つが作られていて、「難しい条件のふるよにを攻略したいぜ」って人におすすめです。
6つ目は「推しメガミ座談会」です。
メンバーのNさん発案で始まり、座談会を開いたひとがメガミを1柱選び、それを紹介するという企画です。
1時間ほどメガミの魅力について話して、時には自作資料を画面共有したり。
今まで「ユキヒアナザー(社交)」「サリヤ」「ヤツハアナザー(花)」「サイネアナザー2(拒絶)」など意外なメガミが選ばれています。
これからも企画は充実していく方向です。
――「ゆるよにサーバー」では普段どのような様子ですか?
「ゆるよにサーバー」は割と毎日人がいますね。
日によっては3卓埋まります。1回5卓まで埋まっていた時もあってすごいなと思いました。
普段、対戦でにぎわっている様子がとてもいいです。
募集の際にレギュレーションを言いますが、完全戦三捨一拾や起源戦、時にはアップルカットなど、その場その場で色々な提案が出ますね。
あとは、「ゆるよにサーバー」の大きな特徴なんですが、対戦が行われるとよく観戦者がミュートで入って観戦したりというものがあります。
観戦するという文化は他のdiscordサーバーにはあまり見られませんね。
雑談vcや雑談部屋のテキストチャットでは「ふるよに」の雑談がよくされています。
特に公式から新しい情報が出たときはその話で持ちきりになります。
質問部屋がありますが、戦術や効果処理、収納方法やストーリーについてまで幅広い質問がされています。
ゆるく楽しくみんながふらっと来たい時にきて復帰しやすい、そんな雰囲気だと思います。
――初心者にはやはり、「ふるよに」は難しいゲームだと思いますが、「ゆるよにサーバー」ではどのような対策をとっていますでしょうか。
「ゆるよにサーバー」ではこれから「ふるよに」を楽しみたいと思っている人へのサポートは可能な限り行いたいと考え、それをできるような環境を整えています。
1つ目は、ロール設定を設けています。
誰がどの程度の練度のプレイヤーかを一目で分かるようにしていて、同じ実力の人と対戦を申し込めるようにしています。
やはり、「ふるよに」は実力によるところが大きいゲームだと思っているので、それが多少緩和されるというのは大きいと思います。
併せて、ビギナー層同士でマッチングできるようにロール別対戦部屋を用意しています。
2つ目は、双方合意の上ならばハンデ戦を可能にしています。
例えば、メモを取りながらやカードを逐一確認しながらであったり、総合ルールを確認しながら対戦できるようにしています。
3つ目は、カードプールに制限を設けて戦えるようにしています。
ふるよにはキャラクターが多いのでその対策になると思います。
例えば、「基本4柱の範囲だけで対戦したい」などは全然ありです。
4つ目は、質問部屋があります。
このペアだとどのようなことができるか、このペアと戦うときに気を付けること、この状況だとどういう裁定になるか、など。
戦略については色々なプレイヤーが教えてくれると思います。
――運営するうえで、苦労したことなどエピソードがありましたらお聞かせください。
メンバーの皆さんやメンバー外でも「ゆるよに」のことを温かく見てくださっている人、ツイッターなどでのご理解やご協力のおかげで本当に苦労ということはなかったですね。
副管理人のWさんの存在は本当に大きく、Wさんのおかげで苦労らしい苦労はなかったといってもいいと思います。
苦労はないという話を前提としたうえで、不安が1個だけありました。
大会で1回も優勝したことないんですけど、そういう実績がない自分がこんな「ゆるよにサーバー」とかやっていいのかって悩みが不安でした。
――今後の展望について何かありますでしょうか。
今年の運営テーマは「更に緩くて参加しやすいコミュニティ作り」と掲げています。
「更に緩く」、誰も忙しくなく苦労しないで楽しめる、そんな「ゆるよにサーバー」最高じゃないですか?
企画などをたくさん準備するのもいいですが、ゆるく楽しめたら最高だと思うんですよ。
また、今のメンバーがいつでも来て楽しく「ふるよに」ができる、復帰しやすい環境がいいと思うので、一度離れた人でも戻ってきやすい雰囲気づくり、そういうコミュニティづくりを目指しています。
あとは、参加したいという人がいる限り、継続してメンバー募集したいと思います。
運営のほうで当初50人ほどを想定していたんですが、現在は97人と想定の倍が集まっています。
特に大きな問題は起きていないので、需要があるならばまだ増やしたいなと思っています。
募集はかけますが、何より今参加しているメンバー皆さんが楽しく気軽に楽しめる環境づくりをしたいなと思っています。
そのためしばらくは参加しやすいイベントの実施に重きを置いた運営をできたらと思っています。
ikariさん、インタビューありがとうございました。
ゆるよにメンバーから見た「ゆるよに」の良さ
実際に参加しているゆるよにメンバーの方たちから、話を聞いてきました。
ここにいくつか紹介させていただきます。
・初心者でも参加しやすいイベントが開催されたり、メガミに挑戦などの卓が立ったりして楽しい
・和気あいあいとしている
・ガチ戦以外もできる
・ビギナーレベルでも楽しめるロール制度
・メンバーがみんな優しい
・参加できない期間ができても復帰しやすい
・対戦したい時に対戦できる
・自分よりも練度が上の人とも対戦できて、「このように使うんだ!」という発見や勉強にもなる
・観戦も盛んなので、他人のプレイングを見たり感想戦や考察を聞けて勉強になる
2月の「ゆるよにサーバー」募集について
2月の募集について管理人のikariさんから宣伝を預かっています。
2月4日(土)21時から、先着20名で募集をかけます
「ゆるよに」2月メンバー募集を実施予定です。
2月4日(土)21:00から、Twitterに流すTwiPlaで募集をします。
今回はインタビュー後ということもありますので、いつもより少し枠を拡大して「定員20名(先着)」とします。
今年の「ゆるよに」は企画が盛り上がる方針です。
ふるよにを楽しむならばこれからがチャンスかも?!
興味がある方はぜひ管理人ikariまでお問い合わせくださいね。
ikariさんのtwitter(@challenger1205)にて情報を発信しています。
ぜひぜひご参加ください!
まとめ
多くのカードゲームはフリー対戦が主ですが、このように初中級者をメイン層とした取り組みは初めて見ました。
管理人のikariさん自身が精力的に動いており、公式の立場ではないのにこれほどゲームの布教に貢献しているのはとてもすごいです!
なかなか始める機会がない方や、復帰してみたいなという方。
今がチャンスですよ!
「ふるよに」は今が一番アツい!
ぜひ「ゆるよにサーバー」に参加してね!
画像出典:ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME
https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html
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