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MATLABでMATファイルを読み込む方法


MATファイルの読み込み

MATLABのデータ保存の形式の1つにMATファイルがある。
MATファイルを読み込むには、load関数を使う。
基本的な使い方は、

load("ファイル名.mat")

である。
ファイル名のみを指定すると、現在のフォルダー内を読み込む。
違うフォルダー内のMATファイルを読み込む場合は、ファイル名の部分を絶対パス、もしくは相対パスで指定する。

例:
読み込みたいファイル名:Data.mat

Macの場合
ファイルがあるフォルダーパス
/Users/username/Desktop/MATLAB

Windowsの場合
ファイルがあるフォルダーパス
C:\Users\User\Desktop\MATLAB

これを読み込む場合は、

% Mac
load("/Users/username/Desktop/MATLAB/Data.mat")

% Windows
load("C:\Users\User\Desktop\MATLAB\Data.mat")

とすれば良い。
Windowsは、\ を/ に置き換えても良い。

load関数で読み込むと、ワークスペースにMATファイル内の変数が全て読み込まれる。これを1つの変数として読み込みたい場合は、

S = load("ファイル名.mat")

とすると、変数 S として読み込まれる。なお、S は構造体になる。

一部の変数のみ読み込みたい場合は、読み込みたい変数を指定すると良い。

例:
読み込みたいファイル名:Data.mat
読み込みたい変数:a

load("Data.mat", "a")

とすると、変数 a のみを読み込む。
複数ある場合は、

load("ファイル名.mat", "変数1", "変数2", "変数3", ・・・)

とすれば良い。

以下、MATLABの公式ドキュメント

サイト

https://sites.google.com/view/elemagscience/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0


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