記事一覧
日本語で読めるARG入門
『Project:;COLD』や『人の財布』などの登場で、日本でもARG(代替現実ゲーム)がある程度知られるようになってきましたが、このジャンルについて調べようとすると日本語の情報は少なく、その壁の高さに驚くことがあります。
そこで今回はARGについて日本語だけで学ぶのに向いていると石川が思う入門情報源や記事をまとめたいと思います。
※【2024/04/09】書籍に『デジタルゲームの教科書』を追
『Sleep No More』で体験した日本のイマーシブシアターとの違い
イマーシブシアターブームを生み出した大ヒット作『Sleep No More』。そのニューヨーク公演が2024年1月で終わると聞いて「いつか行こう」とのんびり構えていた石川は慌てて旅行手配を行い、4回分のチケットを買ってニューヨークに向かったのが2024年の1月17日。
実際には終了が1月→2月→3月→4月(2024/03/14現在)と、まるでどこかの閉店セールみたいに伸びていったので、落ち着いて
『THEATER 010』とイマーシブシアター
福岡に新しくできた『THEATER 010』に2022年12月9日に行ってきました。(記事にするのが遅くなってすみません)
この施設ですが、食事をしながらイマーシブシアターを楽しめる、というのがアピールポイント。
地元福岡ということで、いつも東京や関西にイマーシブシアター遠征を余儀なくされる私にとっても興味津々の施設です。
ただ、実際に行ってみて、施設側が説明している「イマーシブシアター」とやや
『Star Wars: Galactic Starcruiser』製作者の講演は最高だった
『The Immersive Industry Homecoming Summit』というイマーシブ系イベントのカンファレンスがあります。2021年8月に初開催され、今年は2022年6月26日~27日(現地時間)にラスベガスで第2回が開催されました。
イマーシブ系イベントは欧米が中心ですので、そのトップクリエイターたちのカンファレンスが、英語とはいえオンラインでも参加できる、とても有り難いイベン
イマーシブシアター『藍色飯店』がとてもよかった(後編)
大変お待たせしました、ようやく「後編」をお届けします。
今度こそ、これで完結です!
前編と中編はこちら↓
人間関係が見えてくる快感『藍色飯店』の登場人物たちは、それぞれが1人ずつホテルの部屋という空間に仕切られています。そして、彼ら彼女らとの会話によって、お互いの人間関係が少しずつ見えてきます。
人間関係が最初に明示されずに、会話の中から少しずつ見えてくるというのは、一般の演劇や映画などでもよく
イマーシブシアター『藍色飯店』がとてもよかった(中編)
おまたせしました。「イマーシブシアター『藍色飯店』がとてもよかった(中編)」です。
……はい、すみません、「後編」ではありません。書きたいことがまだまだあって、今回も完結しませんでした💦
自分でもよくまあここまで書くことが出てくるなと呆れるばかりですが、とにかくここまでで書けた内容をアップします。次回こそは!
(「後編その1」とかになりませんように…)
「前編」はこちら
演劇としてのイマーシ
イマーシブシアター『藍色飯店』がとてもよかった(前編)
2021年11月11日~12月8日に大阪で開催されたイマーシブシアター『藍色飯店』がとても良かったので、自分なりにどのあたりが良かったかちょっとまとめてみようと思います。
ちょっと書きたいことが多すぎて、終演から1ヵ月以上経った今も十分に整理できなかったので、とにかく思いついたことから書いていこうと決めました!なので、今回は前編ということで。
将来再演される事があるかもしれませんので、物語そのも
演劇指向のイマーシブシアター『パンドオラ ー秘密のショウタイー』
2021年10月2日に山口市で見た劇団シバイヌさん の「参加型」演劇『パンドオラ -秘密のショウタイ-』がとてもイマーシブシアターで良かったので、その感想を。参加感を損なうような直接のネタバレは書きませんが、周辺的な部分には触れるので、もし今後再演などあったときに真っ白で参加したいという方はご注意ください。
『パンドオラ』がどういうお芝居かチラシに書かれている範囲で話しますと、“パンドオラ商隊”
イマーシブシアターの祖『タマラ』のシナリオ
イマーシブシアターの祖とも言われる1981年初演の演劇『タマラ(Tamara)』の脚本を書籍にしたものが届いたので、さっそくスキャナーでOCRして、機械翻訳でつらつら読んでいます。
ちなみに、米AmazonではKindle版が出ているのですが、日本からは買えないようです。Kindle版があれば、いちいちOCRにかけるために、書籍を断裁しなくてもすんだのに(ブツブツ)
この書籍は『タマラ』初演4
イマーシブ系のドキュメンタリー番組『IMMERSIVE.WORLD』
アメリカのPBSで配信されている『Immersive.World』という番組があります。
これは「イマーシブ」(没入型)と呼ばれるさまざまなジャンルのコンテンツを各回のテーマに沿って、作品紹介を中心に映像と関係者のインタビューで紹介するもので、イマーシブ系の最近の潮流を映像で知ることができる、非常にワクワクする番組です。(しかも無料!)
英語の壁はありますが、やっぱり動画というのはイマーシブ系
イマーシブ・ストーリーテリングを考えるための情報源
Facebookグループ『Everything Immersive』で 「イマーシブ・ストーリーテリングをデザインするのに何かいい情報はありますか?」という2020年10月10日の投稿に対して、Kathryn Yuさんが提示した情報がとても有用だったのでいくつかメモ代わりに上げておきます。すべて英語ですが、機械翻訳とかを使うだけでも概要は掴めるかと思います。
Worldbuilding in I
日系アメリカ人の強制収容問題を音楽と共に考えるイマーシブイベント『Swingposium』
2020年8月は、現地時間で毎週末にイマーシブ関係のオンラインカンファレンス『This Immersive Globe』が行われていました。日本時間では月曜日の早朝4時からという過酷な時間ゆえ、なかなか起きることができないのですが、それでもまったく知らないイマーシブイベントの話とかが飛び出してくるので、毎週眠い目をこすりながら翻訳ソフト片手に視聴していました(けっこう寝坊もしたけど)
その中でも一