名前に自分の解釈を加えよう。
「滉平」という名前は、光り輝いて平和に願ってほしいという願いを込められてつけられたそうだ。小学生のときに、自分の名前の由来を聞く課題があって、親に聞いたことをはっきり覚えている。少し誇らしくて照れ臭かったからか、ずっと頭の中に残っていて、親の願い通りに平和主義な人間として育ってきたつもりだ。周りからもそう言われることが多く、自分はそう自覚している。
今日は、阿部さんの本を読んだので、せっかくだから自分なりの解釈も付け加えていきたいと思う。「滉」という漢字は、まわりにあまりいなくて、「こうへい」という人はたくさんいるけれど、「滉平」という人には人生で出会ったことがない。そのため、なんとなく「レア」な気がして「滉」という漢字には愛着があった。しかも、「滉」という漢字の語源を調べて、「滉」がさらに好きになった。
「滉」という漢字は、「水の深くて広いさまを表す」らしい。この語源を見たときに、「あぁ、なるほど」と妙に納得してしまった。
大きな湖に石が投げ込まれて、波紋が広がっていき、少しずつ波が小さくなり、最後には静かな湖面に戻る。そんな映像が頭の中に浮かんだのだ。どんな大きな問題や考えを投げ込まれても、優しく受け止め、最終的にはそれを自分のものにしてしまうような人間になりたい。なぜか、そう思ってしまった。これは直感的な話なので、理由が全く言語化できなくて悔しいけど、自分の理想像が、語源を調べることで「勝手に」言語化されたのかなと思う。ぜひ周りに人にやってみてもらいたい。
「大きな湖のように優しく受け止めます。」
「滉平です。よろしくお願いします。」
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